ステルスVAPING

レビューはいくらあっても困らない。非喫煙者がコソコソVAPEするためのブログ

YENJUICE【ミントしか勝たん】リキッドレビュー

ここ最近1か月に1~2本くらいのペースで新作リキッドをリリースしているYENJUICE。

以前は「毎日シャインマスカットだな」を吸いましたが、すごく完成度が高くて割と夢中になって吸ってました。

stealthvaping.hatenablog.com

メンソール部分がなんというか上質なんですよね。

同ブランドから「ICE」シリーズが出ていますし、同プロデューサーのKAMINARI VAPE CO.からもメンソールシリーズが出ていますので、メンソールにはかなりのこだわりを感じます。

 今回の「ミントしか勝たん」は文字通りミントが主役だと思いますが、ミントといえばメンソールや清涼剤と同系列の立場です。

これがどのように手掛けられているのか忖度なしで試してみたいと思います。 

この商品はASTRALさんより御提供いただきました。ありがとうございます。

 電子タバコ(VAPE)は20歳以上を対象とした嗜好品です。対象年齢に満たない方は使用をお控えください。

 リキッドスペック

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以下、商品紹介文。

海外のミント系キャンディーテイスト。
リッチな濃いミントMIXフレーバーは言わば
逆Chill(チル)。
食後やリフレッシュにバチっとハマる大人の超〜濃厚ミント。
だってそうでしょ?
いつだって、ミントしか勝たん!!

  

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もはや「YENJUICEらしさ」と言ってもよくなってきましたね。

目を引くラベルです。

中央のキャラクターはアメリカのキャンディーのイメージですね。

 

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ミントしか勝たん。

VG:PG比は60:40です。

この比率部分もラインナップによってデザインが違いますね。

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【毎日シャインマスカットだな】だとシャインマスカットをイメージした枠になってますね。

ラベルもこだわっているようです。

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YENJUICE。

 リキッドの色は透明。ミント味だと思って見ているからか余計に透き通って見えます。

 キャップを開けて匂いを嗅いでみると、グリーンガムを彷彿とさせる香りがします。

ペパーミントってやつですね。

 

 吸ってみる

環境

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高抵抗(MTL):Ammit RDA  カンタルA1 26ga 内径3mm 7巻 1.12Ω 13w

中抵抗(RDL):Wasp Nano RDTA Ni80 24ga 内径3mm 6巻 0.51Ω 30w

低抵抗(DL):Pyro V3 RDTA Ni80 24ga 内径3mm 7巻 デュアル 0.32Ω 50w

 

もはや低抵抗とかは恐怖しか感じませんが勢いで吸ってみましょう。

 

高抵抗(MTL):1.12Ω 13w

 この時点で相当清涼感強いです。

メンソールがガツンと来るんですが、ミントの存在感もはっきり感じます。

「ミントの味」っていう表現が正しいかどうかは分かりませんが、風味付けではないミントが主役の味です。 甘みもありますね。

 

中抵抗(RDL):0.51Ω 30w

この時点でもう喉へのあたりがかなり厳しい。

肺に入れると肺が冷えていくのを感じます。

とはいえミントもより際立ってきてはいるので、この辺で美味しい吸い方としては

DLっぽい勢いで吸い込むけどなるべく肺に入れず程よく喉に当てる感じでふかす。

これでミントをたっぷり堪能できます。

 

低抵抗(DL):0.32Ω 50w

分かってはいましたがもうDLは不可能でしょう。

自分はそこそこメンソール耐性がある方ですが、もう肺と喉が痛いです。

甘さはそれなりに感じますが、ミントの風味が清涼感に潰されてしまってる感じですね。

ただ、清涼感自体は非常に強いものの変な後味が残ったりはしないんですよね。

雑味がないって言えばいいのかな?

 

まとめ

これまたよくできたリキッドですね。

前回レビューした【THE GRAPE VS ICE V2】はフルーツとメンソールのぶつかり合いといった印象でした。

stealthvaping.hatenablog.com

 今回の【ミントしか勝たん】はあくまでもミントが主役で、メンソールと清涼剤がそれをブーストさせているようなイメージです。

味に関しては高抵抗好きな方の方が多いんじゃないでしょうか。

低抵抗はそもそも厳しいとして、中抵抗だとミントを口いっぱいにほおばる美味しさはあるものの、清涼感強くてなかなか吸い続けるのも大変ですしね。

ということで、運用環境は高抵抗のタンクにしてみました。

 

運用環境

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Merlin nano

 

18mmの細身で構造がもうアレで、よく味を出してくれるやつです。

 

ワイヤー:Kanthal A1 26Ga 内径2.5mm 5巻 0.8Ω

コットン:Cotton Bacon Prime

出力:8W

 

ほんとはもっと抵抗値高くても美味しいんですが、個人的にはガッツリMTLよりは重めDLくらいの方が好きなので、エアフローは一番ドローが軽いもの(1.0mm×2)を使って抵抗値もちょこっとだけ下げてます。

少し多めにエアーを取り込んであげると、口当たりが柔らかくなります。

中抵抗の時のようにミストを喉に軽く当てる感じでいってみましょう!

 

・・・

 

はぁぁ~美味い~…

 

正直自分が8Wなんていう低出力を使うときが来るなんて思ってもみなかったです。

普段吸うフルーツ系のリキッドって「ガッと出力掛ければそれなりに味出ますね!」ってものばっかりなので。低出力だとなんかだか物足りなく感じてしまうんですよね。

 

ですがこの環境だと、じんわりミストが立ち上がってきて、まず舌に当たるのはミントの柔らかな甘さ。そしてそれを包み込むようなメンソール。

少し肺に入れてみると喉と肺へのキック感があり、吐き出すときにはミントの香りが鼻を抜けます。

吐き終わった口内にはすっきりした爽やかさだけが残り、メンソールの嫌味な後味は一切ありません。

 

思わず「はぁぁ~…」となってしまう喫味があります。

グリーンガムですね。あれみたいな美味しさです。

このくらいの出力だと感じる清涼感は普通のフリスクくらい。

低出力なのに満足感は高いです。

 ちなみに、だいたい5mlほど吸ったときのガンクはこんな感じです。

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全くつかないというほどではないですね。

というか写真だとそこそこ黒く見えるな。実際はそこまでではないです。

ハードチェーンしてこれなのを考えると運用は楽な方でしょう。

それにそもそも出力低めなのであんまりリキッド減らないんですよね。

相当吸ったから10mlくらいいったかな?と思ったらその半分でした。

 

 チェーンできるミントというのはなかなか新鮮でした。

朝起きた時でも、食事をした後でも、仕事中でもいつでも吸いやすいのがいいですね。

じんわり吸うことの良さを知ることができたのでいい機会でした。

 

濃厚ミントに偽りなしの【ミントしか勝たん】はASTRALさんから発売予定です。

 

楽天はこちら

item.rakuten.co.jp

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store.shopping.yahoo.co.jp

Amazonはこちら

https://www.amazon.co.jp/dp/B08ZL93CV8?ref=myi_title_dp 

Dr.Vapes【The Purple Panther】リキッドレビュー

 Dr.Vapesのパンサーシリーズ初体験ですが、コアなファンがいる印象です。

メジャーどころで言うと、ピンク色のリキッドが特徴的な「Pink Panther」 でしょうか。カシスとコットンキャンディという面白そうなフレーバーです。

今回のPurple Pantherも以前からラインナップにはありましたが最近になってリニューアルされたようです。

新フレーバーとして3種類のグレープが33%ずつ配合されており、1%が秘密のフレーバーとのこと。

グレープ好きというだけで前情報ほとんどなしに購入してみましたが、お味はいかがでしょうか。

電子タバコ(VAPE)は20歳以上を対象とした嗜好品です。対象年齢に満たない方は使用をお控えください。

 

 リキッドスペック

 

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リニューアル前のもとは若干デザインに変更があるようです。

ラベル下部に「NEW RECIPE」とあります。

レッド、ダーク、グリーングレープと3種類ですね。サイトによるとダークグレープっていうのはコンコードグレープのことで、ウェルチとかに使われるあれですね。

 

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VG:PG比は78:22です。

細かく刻んでいますが、これが最もトリックをするのに向いている比率だそうで、パンサーシリーズはこれで統一されています。

パンサーシリーズって60mlで1本3,000円くらいするので、その半額くらいのリキッドが増えてきた昨今だとちょっとお高めなリキッドっていう感じですが、トリックに使うにはなかなか贅沢です。

 

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イギリス産ですよ。

 

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リキッドの色はほぼ透明。

透明とはいってもタンクに入れたりして日の光に当ててみると、輪郭がうっすら紫がかって見えます。室内だと透明にしか見えません。

ピンクパンサーがド派手なピンクなのでこれも紫だったりするのかなーと思ってましたが、意外と普通です。

以前のものはもうちょっと色がついていたみたいですね。

 

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ラベル上部にはスクラッチコードがついており、Dr.Vapesのサイトで正規品の確認ができます。

リキッドにこれがついているの珍しいですね。それだけクローン品が出回ったりするということでしょうか。

小江戸工房のSex On The Beachでクローン品が出回った時にその見分け方なんかが拡散されていたこともありましたが、こうやって管理してもらえると安心感があっていいですね。品質管理の自信を伺わせます。

 

キャップを開けて匂いを嗅いでみると、なんか芳香剤っぽい感じです。

グレープって言われれば「あぁ…」ってくらい。

 

吸ってみる

環境

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高抵抗(MTL):Ammit RDA  カンタルA1 26ga 内径3mm 7巻 1.12Ω 13w

中抵抗(RDL):Wasp Nano RDTA Ni80 24ga 内径3mm 6巻 0.51Ω 30w

低抵抗(DL):Pyro V3 RDTA Ni80 24ga 内径3mm 7巻 デュアル 0.32Ω 50w

 

高抵抗(MTL):1.12Ω 13w

味があんまり出てこないですねぇ…。ちょっと甘いかな?

香りもあまり立ってきません。 強いて言うならブルーベリーガムみたいなお菓子っぽい感じです。もしくは芳香剤。

 

中抵抗(RDL):0.51Ω 30w

甘みが出始めました。

グレープというよりカシス。少しクセのある感じ。

 

低抵抗(DL):0.32Ω 50w

かなり甘いです。

吸った後にベタつくような砂糖みたいな甘さ。

綿あめだわこれ。コットンキャンディです。

香りはまぁグレープと言えばグレープかな?

圧倒的甘さにグレープっぽい何かでアクセントを加えました。みたいな感じですね。

人によってはここでも芳香剤。

 

まとめ

 高抵抗~中抵抗はダメですね。

もうガッツリ低抵抗で吸うのがいいと思います。

感想にあった「果汁感」とかは残念ながら自分には分かりませんでした。

 あととにかく甘いです。甘くて甘くてちょっと自分には厳しいかなーと思ってましたが、せっかくちょっと奮発したリキッド買ったんだし美味しく吸いたいと思ってアレに入れてみました。

 

アレ

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Taifunパイセン

(Taifun GT4 with SteamTuners nano kit)

 

我が家のフレーバー番長です。

自分の手持ちのアトマの中でも抜群に味を出してくれるお方です。

セッティングは以下のとおり。

 

ワイヤー:DEMON KILLER Alien Clapton 0.3*0.8+32ga 内径3.0mm 5巻 0.5Ω

コットン:Cotton Bacon Prime

出力:40W

 

これで文字通り台風みたいに荒々しいミストでガッツリ味出してくれるんですよね。

これで吸ってみましょう。

 

・・・

 

めっちゃ濃い!甘い!

試飲環境の低抵抗よりもさらに濃い味です。

そこに芳香剤を少し脱却したグレープの渋みっぽさがアクセントを加えてきます。

そして余計に甘い。

これだとやっぱり継続的に吸えないので、1mlに対し1滴くらいの清涼剤を添加するとかなりちょうど良くなりました。

清涼感が後味のべたつく甘さをすっきりさせてくれます。

もともとICEバージョンも出ているので、最初からそちらを選んでもいいかもしれませんね。

 

試飲のときは「失敗した」と思ってたんですが、Taifunで運用をしていたらいつの間にか20mlくらい吸ってました。

個人の好みとしては手放しで美味いとは言えないんですけど、なんか吸っちゃうんですよね…。

ちなみに20ml吸ったときのガンクはこんな感じ。

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キレイすぎないですか…。

吸い方の影響も当然あると思いますが、にしても驚きです。

ガンクつきにくいって触れ込みは見かけませんでしたし、味の感じからいくとガンクモンスターっぽいのにこの状態をキープしてくれるのは嬉しい誤算でした。

味についてはフルーツ系というよりはスイーツ系に近いのかなとは思いますので、フルーツ系だと思って手を出すと期待を裏切られるかもしれませんが、これはこれで面白いリキッドだなぁと思いました。

リピートするかは微妙ですが、コアなファンがつく理由が垣間見れた1本でした。

 

 

 

KAMINARI VAPE CO.【THE GRAPE VS ICE V2】リキッドレビュー

YENJUICEを立ち上げたやのるさん(@yanoru)がプロデュースしているKAMINARI VAPE CO.ですが、2021年に再始動し、その第1弾としてTHE MONSTER V2を発売しました。

なんとこれ60ml入って定価1,320円と激安です。

エナドリ系のリキッドはまだいくつかストックしているので手が出ていませんが、なかなか美味しいとの話も聞くので気になってます。

今回のTHE GRAPE VS ICE V2も以前KAMINARI VAPEから発売したものをV2としてリメイクしたもののようです。

Twitterで行っていた企画に参加させていただいたところ、当選することができましたので発売前ですが送っていただきました。

 

 

 V1は吸ったことないので比較はできませんが、やのるさんいわく「メンソール清涼剤バチバチ」らしいので、どんなものか試していきたいと思います。

メーカーは違いますが、YENJUICEの「毎日シャインマスカットだな」が美味しかったので期待です。

 

YENJUICE【毎日シャインマスカットだな】リキッドレビュー - ステルスVAPING (hatenablog.com)

 

電子タバコ(VAPE)は20歳以上を対象とした嗜好品です。対象年齢に満たない方は使用をお控えください。

 

 リキッドスペック

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 以下、ASTRALさんの商品ページから説明を抜粋。

●ザグレープVSアイスがフルリメイク!
ガッツリメンソバチバチ清涼感。
複数のグレープとフュージョン、過激なリキッドに仕上がり転生!
攻撃的で吸う人を選ぶがハマればやばい。

V1の印象的なKAMINARI VAPEらしさあるポップなラベルはなりを潜め、シンプルなラベルですね。

その路線はYENJUICEの方で引き継いでいくんでしょうね。

中央にはメーカーのイメージである雷マークで、上下に紫と水色。グレープとメンソールでしょうか。

「VS」というくらいだからそれぞれの主張がぶつかり合うような想像ができます。

 

ラインナップは60ml。

VG:PG比は70:30です。

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反対側には大きく「KAMINARI VAPE CO.」の文字。

ブランドロゴいいですね。かっこいいです。

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キャップを開けて匂いを嗅いでみると、マスカットではなく、濃い紫を連想させるグレープを感じます。

リアルなものよりはジュースやアイスに使われるようなわかりやすいグレープです。

おそらく万人が連想できるやつです。

 

吸ってみる

環境

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高抵抗(MTL):Ammit RDA  カンタルA1 26ga 内径3mm 7巻 1.12Ω 13w

中抵抗(RDL):Wasp Nano RDTA Ni80 24ga 内径3mm 6巻 0.51Ω 30w

低抵抗(DL):Pyro V3 RDTA Ni80 24ga 内径3mm 7巻 デュアル 0.32Ω 50w

 

高抵抗(MTL):1.12Ω 13w

吸い込む強さでだいぶ感じ方が変わります。

強めに吸い込むとメンソールの辛みがかなり出て、グレープを圧倒します。

ゆったり吸い込むと香りどおりのわかりやすいグレープが出てきて、メンソールとの割合は1:1といった感じ。

グレープを楽しみたいのであればこの辺で。 

 

中抵抗(RDL):0.51Ω 30w

メンソールの辛みが落ち着き、メンソールの味が出てきます。

いや、グレープの甘みの部分かな?

このあたりだと香りはほぼありません。

 

低抵抗(DL):0.32Ω 50w

グレープの香りがまた出てきて、味も乗り出します。

清涼感がかなり強くなってきますが、辛みはそこまでないので結構吸えます。

高抵抗の時と方向性は変わりますが、ここでもグレープとメンソールのバランスが取れていると思います。どちらかというとメンソール寄りではありますが。

清涼感に強い方であれば高抵抗より甘みが出て美味しいと感じると思います。

 

まとめ

自分は清涼感が結構得意なので、低抵抗でもガツガツ吸えましたが、 苦手な方はやめておきましょう。

「暴力的なチューン」になっているのは間違いありません。

グレープもメンソールもそれぞれ主張してくるので、なるほど「グレープ VS メンソール」という名前に偽りなしです。

フレッシュで濃いグレープではありません。

グレープ主体のフルーツリキッドだと思っていると痛い目を見ますよ。

タバコを吸わない自分は分かりませんが、この喉にガツンと来るのを「キック感」と言うのでしょうか。

ダラダラとは吸えないけど、短時間で気分転換したいときにいいですね。

定番な組み合わせだし、どこかで吸ったような懐かしさもありますが、改めて吸ってみるとこれで低価格であればコスパは高いと思います。

  

THE GRAPE VS ICE V2は3/7 20時よりASTRALさんより発売開始です。

楽天

【楽天市場】KAMINARI VAPE CO.:ASTRAL アストラル 楽天市場店 (rakuten.co.jp)

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ASTRAL アストラル Yahoo!店 - Yahoo!ショッピング

 

 

日常の運用【Eleaf Aster】ArcticFox(狐)の導入とか温度管理とか

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今回はなぜだか分かりませんが急に衝動買いしてしまったEleaf Asterで温度管理するために、ArcticFox(通称:狐)を導入しようと思います。

ArcticFoxとはJoyetech、Wismec、EleafのMODを対象にしたカスタムファームウェアです。これを導入するとオリジナルのロゴを表示できたり、MOD自体の細かいセッティングが可能になりますが、目玉は何といっても温度管理です。

DNAやYiHiなどの温度管理が優秀なMODに匹敵する性能を引き出せるとされています。

これを導入して温度管理をやってみたいと思います。

 

温度管理と言えば数年前にDNAでおなじみのEvolveが「DNAユーザーでも温度管理を使用しているのは10%~20%しかいない。」と発表していたように、そもそもユーザーの絶対数が少ないです。

これはたぶん、なんとなく「ハードルが高い」と感じてしまうからだと思います。

「温度管理をすれば美味しくVapeできるって聞くけど、いざ調べてみると、やれTCR値だのなんだのかんだのと出てくる」っていうことかもしれません。

かくいう自分もそのクチです。

しかし入り口だけでも十分に効果を実感できますし、これでもっとVapeの選択肢が増えるのは間違いないと思います。

 

ちなみに温度管理といっても、チタン使ったりTCR使ったりだとかはやりません。

まだまだ経験不足で細かい設定いじって高度なこともできません。

しかしSS316Lワイヤーを使って、TCモードで他のMODよりもしっかり制御してくれればそれでいいのです。

ガツガツチェーンしてもコットンが焦げなければそれでいいのです。

突き詰めていけば深い沼が待っているという温度管理ですが、まずは浅瀬で泳いでみましょう。

ネットで拾い集めたうっすい知識で大雑把にまとめてみたので、触ってみるところから始めてみましょう。習うより慣れろです。

 

というかまだAsterって新品で売ってたんですね。ディスコンになったような話はどこかで聞きましたが1つは持っていてもいいだろうということを自分に言い聞かせていたら、気づけばポチッてました。

在庫は既にSSしかありませんでしたが、むしろSSが残っていてくれたっていう感じですし、オフィスエッジさんは定価で販売していてくれたのでありがたいです。

 

電子タバコ(VAPE)は20歳以上を対象とした嗜好品です。対象年齢に満たない方は使用をお控えください。

※ArcticFoxはEleafの公式でサポートされていません。導入は自己責任でお願いします。

 

 

導入

1.ArcticFoxの入手

NFE TeamのHPからダウンロードしましょう。

NFE Team(英語)

青色の「Download NFE Tools」と緑色の「Download ArcticFox」をそれぞれクリックして、該当ファイルをダウンロードします。

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NFE Toolsは「NFE Tools v~」で数字が一番新しいものを選べば大丈夫です。

Zipファイルなので任意の場所に保存し、解凍してください。

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ArcticFoxも一番数字が新しいものを選べば大丈夫ですが、NFE Toolsのバージョンが対応しているか確認しておきましょう。

.binというファイルなので、これも任意の場所に保存しましょう。

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NFE Toolsを解凍したフォルダの中に「NToolbox.exe」があるので起動します。

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ファームウェアアップデーター」をクリックし、以下のウインドウが表示されたら「ファイルアップデート」をクリック。

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保存した.binファイルを指定しましょう。

 

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これでファームウェアが書き換わりました。

ちなみに、純正に戻したかったらEleafの公式サイトからファームウェアがダウンロードできます。

Eleafworld E cig | Best E-Cigarette Brands | E-Cigarette

 

2.セッティング

Ntoolboxのトップに戻り「ArcticFoxの設定」をクリックすると、以下の設定画面が開きます。

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8個のプロファイルが設定できます。

そのほか、画面表示の待機時間や操作ボタンの割り当てなんかもできたりします。

そのあたりはそんなに難しくないので、触っていれば分かると思います。

 

問題なのは温度管理の設定です。

SS316Lを使用するのであれば、とりあえず上記の設定をしてみてください。

「出力」のとこだけはそれがプリセットになっちゃうので、もっと低めでも大丈夫です。

プロファイルはどこを使っても大丈夫です。

自分はP1をVW用にしてP2を温度管理用にしてます。

使ってるのは2つだけです。

これをベースに自分好みになるようにちょこちょこいじっていくとなんとなく挙動が掴めるかもしれません。

ちなみに、「モード」の横にある「設定」をクリックすると以下のウインドウが開きます。

ここが温度管理の肝となります。

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PI制御の「P」というのは「比例」を意味する「Proportion」の頭文字で、「I」は「積分」を意味する「Integral」の頭文字らしいです。

理論的なことは難しいのですが、結果的にはここをいじるとTCモードでの挙動が大きく変化するというものです。

 

「制御範囲」

制御範囲とは設定温度の何%から制御を始めるかということです。

例えば、230℃で設定したときに、0%であれば0℃から、50%であれば115℃からということです。

「P(比例定数)」

Pは目標温度と現在温度の差があるときの挙動に影響し、数値が大きければ目標までの到達が早くなります。

数値が大きすぎるとちょっと過激な挙動になるので、個人的には300くらいがちょうどいいです。これは好みです。

「I(積分定数)」

Iは目標温度に近づいてきたときの挙動に影響し、数字が大きいほどプロテクションがかかるようになり、0であればプロテクションは作動せず設定温度に達するギリギリの状態でパフし続けます。

これも好みですが、一般的なMODの温度管理ってこれの数値が大きい挙動、つまり設定温度に達したらプロテクションをかけるっていうものが多い気がします。その挙動にストレスを感じていたり、求めていたのと違うなぁと感じた方も多いと思います。

違うんですよね。我々が求めているのは設定温度で吸い続けることなんですよね。

0にすればまさに理想の挙動を得ることができますが、カラカラに乾いていてもパフし続けてしまうので、それはそれでコットンにダメージが入ります。

なので、自分は200くらいにしておいて、それなりのところではプロテクションをかけるようにしています。

 

試してみる

1.環境

アトマイザー:Ammit RDA

コイル:SS316L 26ga 内径3.0mm 5巻 0.42Ω

コットン:Cotton Bacon Prime

出力:25W

設定温度:200℃(コットンへのダメージを考え低めにしました)

I(積分定数):0(パフし続けるようにしました)

ドリップリキッド:QUEENS LAB 無氷結

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2.結果

これにドリップしてひたすらパフし続けた結果がこちらです。

 

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これどのくらいパフしたと思いますか?

10秒プロテクションを6回かけたので、60秒です。

ここまでカラカラになると一瞬で設定温度に達してしまいますが、その5℃くらい低い温度でパフが続きました。

コイル部分は変色していますが、コットンが焼き切れることもなく、この色だとおそらくガンクだと思います。もともとガンクつきやすいリキッドなので。

 

ちなみに、温度管理をする場合は抵抗値を低めに組んだ方がいいと言われます。

これはMODが実際の温度を測定しているわけではなく、コイルの温度上昇による抵抗値の変化を読んでいるためです。

また、SS316Lよりもチタンなどの方が温度の上昇に伴う抵抗値の変化が大きいのでより正確な温度管理に向いていると言われています。

抵抗値の変化を読むため、温度管理する際は必ず「抵抗値ロック」を掛けましょう。

これは基準になる抵抗値を設定しておくことで、MODはどのくらい抵抗値の変化があったかを読むことができます。逆にいえば、これをしておかないと基準がなくなり、うまく温度管理が働かなくなってしまいます。

大雑把にいえば「抵抗値低めに組んでロックする」ってことですね。

 

それと、上記のPCで行った設定の大部分はMODのみでも行えます(操作は面倒ですが)。

なので、ビルドした後に抵抗値ロックするためにわざわざPCに接続しなくても済みますし、I(積分定数)などもいじれるので、色々試したくても大丈夫です。

まとめ

Asterは思いつきで買ってみましたが、スリムでコンパクトでめちゃくちゃ使いやすいですね。買ってよかったです。名機と呼ばれるのも納得です。

温度管理をちゃんと試してみたのは初めてでしたが、これだけでもArcticFoxの優秀さがわかりました。

ワイヤーを変えたりセッティングを変えたりすればまだまだ沼の底が見えません。

自分の場合は「チェーンし続けてもドライヒットしない」という目標は達成できましたし、体に有害なリスクのあるチタンやNi200を使うほどの知識も覚悟もありませんので、今のところここで満足しています。

きっとリキッドやアトマイザーとの相性によっても適切なワイヤーやセッティングがあるっていうのはビルドそのものにも共通すると思いますが、まだまだ使いこなせる域には達しません。

しかしいざやってみるとすごく簡単な割に大きな成果が得られると思うので、「温度管理」っていう文字だけで拒否反応を示していた人にこそぜひやってほしいですね。

そしてそのままどっぷり浸かって、自分に温度管理を教えてください(切実)

 

 

 

 

 

YENJUICE【毎日シャインマスカットだな】リキッドレビュー

 最近Twitterでよく見かけるYENJUICE。

YENJUICEの立ち上げは2020年ですが、創設者はもともとKAMIKAZE E-JUICEの創立メンバーである、やのるさん(@yanoru)という方ですので、経験もノウハウも豊富なんですね。

最新のピンクラベルのリキッドで毎日賑わってますね。

 

今回はそんな流れには一切乗らず、YENJUICEのデビュー作である「毎日シャインマスカットだな」をレビューします。

生粋のマスカット好きとしては吸わざるをえまいと思っていましたが、吸い方に工夫は必要なものの、かなり好みなリキッドでした。

 

電子タバコ(VAPE)は20歳以上を対象とした嗜好品です。対象年齢に満たない方は使用をお控えください。

 

 リキッドスペック

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 以下、ASTRALさんの商品ページから説明を抜粋。

●毎日シャインマスカットだな(MAINICHI SHINE MUSCAT DANA)
毎日吸っておいしいシャインマスカットリキッドを想定して製作。
シャインマスカットのうまみ、味の厚み、吸いごたえを意識してレシピ作成。
爽快感の演出にメンソールをプラス!
吸うなら”毎日だな”

ポップでかわいらしいラベルはまんまKAMINARI VEPEって印象です。

それもそのはず、やのるさんはKAMINARI VAPE CO.のプロデュースもしています。

デザインの内部的な事情は分かりませんが、ある意味わかりやすいラベルです。

 

ラインナップは60ml。

VG:PG比は60:40です。

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写真だとわかりませんが、リキッドの色は透明です。

 

キャップを開けて匂いを嗅いでみると、みずみずしいマスカットの香りがします。

香り自体はキャンディーっぽい感じなんですが、なぜかみずみずしさを感じるんですよね。

 

吸ってみる

環境

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高抵抗(MTL):Ammit RDA  カンタルA1 26ga 内径3mm 7巻 1.12Ω 13w

中抵抗(RDL):Wasp Nano RDTA Ni80 24ga 内径3mm 6巻 0.51Ω 30w

低抵抗(DL):Pyro V3 RDTA Ni80 24ga 内径3mm 7巻 デュアル 0.32Ω 50w

 

高抵抗(MTL):1.12Ω 13w

香りからくるイメージどおりの味がします。

メンソールがそこそこ効いていて、喉越しの良さを感じます。

マスカットを食べたときに果汁がジュワっと出たときの、あの喉で味わうジューシーさです。

甘みはあるものの、それ以上に香りが美味いです。

ただし、チェーンしていると熱で香料が飛んでしまうのか、香りが薄まってくるので注意。

強めに吸引するか、ほんの少しエアフローを広げて、コイルをしっかり冷却すればそこそこ美味しくチェーンできました。

 

中抵抗(RDL):0.51Ω 30w

甘みは少し増すものの、マスカットよりメンソールの味が立ってきてしまいます。

メンソール主体のマスカット風味という感じです。

 

低抵抗(DL):0.32Ω 50w

中抵抗を更に進めた感じです。

ここまでくるとマスカット感はほとんどなくなり、メンソールしか感じません。

メンソールの辛味に加えて、甘みは更に乗ってくるので、メンソール目的で吸うのもありです。これはこれで美味しい。

 

まとめ

個人的には高抵抗が好きです。

喉が潤うようなみずみずしさがなんともクセになります。

マスカットもそうですが、メンソールが美味しいのでしょうか。

YENJUICEのラインナップで異なるメンソールフレーバーが3種類出ているくらいです。

決して裏方というだけでなく、表に出てきてアシストしてくれる感じです。

抵抗値下げていくと主役の座を奪い始めますが(笑)

コンセプトにもあるとおり、吸い疲れしなくて「毎日吸える」ので味自体はチェーン向きだと思いますが、上でも触れたとおり、あまり過剰なチェーンをすると香りが飛びがちなので、控えめにするか吸い方で工夫した方がいいです。

ド濃厚というリキッドではないですが、決して薄いわけではありません。

これが「吸いごたえ」ってやつなんでしょうか。

個人的な嗜好として、基本的には短い時間で満足できる濃いめのリキッドが好きなのですが、そんな自分でも満足できてますし、最近は1日中吸える環境で仕事をすることも増えてきたので、そんなとき無意識についつい吸ってしまう系のリキッドでした。

 

日常の運用【Cthulhu Hastur Mini】ビルドとか

レビュー記事だけでなく、こういった日常の運用を公開してみようと思います。

これが良い悪いっていうわけではなく、自分だったらこういう風に使って、こういう感想があるということをひとつの参考にしていただければいいかなぁと思います。

ビルドの紹介もしますが、変わったビルドをしたり、これが特別味が出る!っていうものでもない、本当に自分が日常で使っているビルドです。

あとはセットアップとかも載せようと思います。

今回使うアトマイザーはCthulhu Hastur Miniです。

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このアトマイザーについては言わずもがな、各所でレビューされていますから詳細は割愛します。

ちなみに、エアフローパーツを拡張版に取り換えてあります。

Cthulhu MOD Hastur MTL RTA mini用エアホール拡張1つ穴バージョン ポジティブポスト/ドローが軽くなります【ゆうパケット対応】 | メーカーリスト,Cthulhu MOD | Vaper Box (thevaperbox.com)

 

これもう発売されてから2年以上経ちますか。

最新のものも素晴らしいですが、古くても良いものは良い。名作ってやつですね。

ちなみにVape界隈では半年くらい前のものはもう「古い」って認識になってしまうらしいです。怖いですね。

 

今回はBasic VaporのVintageレモンサングリアを吸うためのビルドをしていきます。

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これ高抵抗で吸うとレモンの酸っぱさがめちゃくちゃ出てきて美味しいんですよね。

ただしリモネンが含まれているので、樹脂タンクなんかだとすぐにクラックが入ってしまいますし、そうでなくともシリコンでできているOリングを溶かすという「タンククラッシャー」の異名を持つリキッドであります。

自らが入っているボトルすら溶かすことがあると聞いたことがあるとんでもないやつです。

なので基本的にはRDA向きなのですが、ものぐさな自分はRTAで吸います。

そのため、アトマイザーチョイスでは薬品耐性の高いガラスタンクもしくはPEIタンクが最低条件ですが、PEIもなんとなく怖いのでガラスにしています。

Oリングは黒いものより白いものの方が耐性があると聞いたことがありますが真偽は不明です。

一応自分のは溶けたことないです。

ということで、Hastur Miniは各種条件を満たしているということです。

 

 電子タバコ(VAPE)は20歳以上を対象とした嗜好品です。対象年齢に満たない方は使用をお控えください。

 

ビルドしてみる

このチャンバーの小ささを見ても高抵抗のMTL向けですね。低抵抗で吸うとアチアチになります。

このアトマイザー全く漏れないんですよね。

デッキが浮いているGTAタイプでトップキャップがスクリュー式ではないため負圧による漏れにも強いです。

洗浄するのを忘れて、リキッドが半分以上残ったまま1か月くらい放置したことがありましたが、にじみすらありませんでした。

漏れるRTAを経験すると、適当に対策せず組んで漏れ知らずってだけで日常使いには本当にありがたいです。

エアフローは3段階で調整できますが、標準の状態ではデッキでの吹き出し口がかなり小さく、そこまで調整幅はありませんが、パーツを交換すると径が大きくなるので、調整幅が大きくなります。

(以下、VaperBoxさんより引用)

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初期状態のポジティブポストは内径1.4mmのエアホールが2つ開いておりますが
エアホール拡張1つ穴バージョン内径が1.6mm
ドロー軽めのMTLを好む人向けのパーツになります。
交換することで通常のエアホール2つ穴バージョンよりドローが軽くなります

1つ穴バージョンに交換した場合のドローの重さはエアホール最大だと
Vapefly Galaxies MTL RDAだとエアフローのネジを両方全開にして
サイドのエアホールは2つ開けて吸ったくらいの重さです。

標準だと一番大きいエアフローでもDLは厳しかったですが、交換後は重めのDLくらいは可能になります。

ここでの調整幅が増えるということはビルドの幅も増えるということで、多少抵抗値を落としたビルドでもアチアチにならずに使えます。

普段は0.7Ωくらいの重めDLが好みなので重宝しているパーツです。 この手のパーツにしては700円くらいと安いので、使い勝手を良くするためには十分コスパがいいと思います。

 

ビルド

ワイヤー:Ni80 27ga 内径3mm 8巻 1.13Ω

コットン:Cotton Bacon Prime

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高さはこのくらい。

ネジがコイルの中央に来るくらい。

 

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コットンはこのくらい。

デッキサイズくらいで十分ですがちょっと長かったかな。

 

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MOD読みで1.13Ωになりました。

 

12W

酸っぱいです!!!!!!

ますガツンとレモンの酸っぱさが来て、そのあとにコーラの甘さがほんのりやってきます。

清涼感はうっすら。

けど味自体は薄め。

 

18W

酸っぱさが増す感じ。味の方向性はお菓子っぽい感じ。

けど味自体はそこまで乗らず。

 

供給が足りてない味ですね。

ビルドミスです。

内径が3mmだとコットン量が多すぎてもっと梳かないと供給間に合ってないです。

そういえば2.5mmでちょうどいいアトマだった気がします。

 

ということでリトライ。

 

ビルド(その2)

ワイヤー:KA 26ga 内径2.5mm 7巻 0.84Ω

コットン:Cotton Bacon Prime

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ちょっと横に寄ってますが調整しました。

高さは最初と同じくらいです。

 

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今度はコットン量もよし!

 

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MOD読みで0.84Ω。

1Ωくらいになる予定だったんですがちょっと低めになっちゃいましたね。

 

12W

酸っぱいのは酸っぱいですが、最初のビルドよりは減りました。

今度はレモンの苦さが出てきて、そのあとにコーラの甘さがほんのりやってきます。

清涼感はそこそこ。

味はしっかり出ています。

 

18W

苦みと甘みが増しました。

味と清涼感もかなり出てきていて、お菓子よりお酒っぽいフレーバーになりました。

これはこれで美味い。

 

セットアップ

元々はCthulhu Tube MODと組み合わせてました。

さすが同メーカーだけあってこれの13650verとの相性が実にいい。

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めちゃくちゃコンパクトでかわいいです。

 

出力調整がしたいときなんかはテクニカルに載せます。

このサイズ感だとノーマルPicoなんかが似合うと思いますが、21700しかもっておらず、他の手持ちだとEasy Side Boxがいい感じです。

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そのまま使うと少しアトマイザーの背丈が足りないです。個人的には足りないよりは少し出ている方が好みなのでヒートシンクを買ってみました。

 

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いい感じですね。

長尺アトマってなんかハイエンド感ありますよね。

 

ちなみにドリップチップはchad works DRIPTIP NSPV V2です。

内径2.5mmで濃い味出してくれるカッコいいヤツです。

 CHADWORKS DRIPRIP 商品詳細|電子タバコ・VAPE専門店 CRIBE|松阪市・キット・リキッド・アクセサリーの通販 (vape-cribe.com)

 

まとめ

酸っぱ美味しいを狙ったはずがちょっと違う味になりました。

たぶん最初のセッティングで内径を2.5mmにするか、コットンをもっとがっつり梳いていれば狙った味になったと思います。

けどこれはこれで美味しいし、こういう発見もVapeの面白さですよね。

自分の経験なんですが、アトマイザーを買う前とかはビルド情報を結構検索しますし、買った後もうまく味が出ないときは他の人を参考にします。

この通りやればまったく同じ味が出て同じ感想になるわけではないですが、「レビューはいくらあっても困らない」精神で紹介してみました。

今後の自分の備忘録にもなるし。

ということで、結局レビューっぽくなってしまいましたが、Hastur Miniの運用紹介でした。

Vintage【Apple Tea】リキッドレビュー

 普段吸うリキッドって1種類のものを長く吸いますか?

複数のものをローテーションしますか?

 

自分は結構飽きっぽいので、毎日その時の気分によって吸うリキッドを変えたいタイプです。

でもリビルドするのもなかなか面倒なので、メインのRTAにはその時のお気に入りのものを入れておき、気分が変わった時にはRDAを使うという、一般的な使い分けをしてます。

この季節、三寒四温で少し気温が上がるときなんかはスイーツ系の甘いリキッドより清涼剤の入ってるさっぱりしたリキッドを吸いたくなりますね。

 

今回はVintageの「Apple Tea」です。

アップルティーと言えば紅茶ですが、今回は緑茶リキッドです。

渋みのない緑茶フレーバーにりんごの爽やかさと清涼剤がプラスされています。

 

電子タバコ(VAPE)は20歳以上を対象とした嗜好品です。対象年齢に満たない方は使用をお控えください。

 

 リキッドスペック

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 以下、FlavorKitchenさんの商品ページから説明を抜粋。

緑茶に林檎とライムの香りをプラスしたフレーバーです。
清涼感がアクセントになっていて、より緑茶とフルーツの香りを引き立てています。
とても爽やかな吸い心地ですのでチェーンでも飽きが来ず、常飲リキッドにもおすすめです。

ラインナップは60ml。

VG:PG比は70:30です。

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リキッドの色は赤みがかった茶色です。

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ラベルデザインもおしゃれです。

しっかりした箱に入っているのもなんとなく気分を高揚させます。

こういう箱ってなんだか捨てられません。

集めて並べておくとショップっぽくなるから集めたくなるのかもしれません。

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キャップを開けて匂いを嗅いでみると、緑茶というよりは紅茶っぽく、まさにアップルティーの香りがします。

お湯を注いだ時のりんごの香りが立ってくるあの感じです。 

 

吸ってみる

環境

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高抵抗(MTL):Ammit RDA  カンタルA1 26ga 内径3mm 7巻 1.12Ω 13w

中抵抗(RDL):Wasp Nano RDTA Ni80 24ga 内径3mm 6巻 0.51Ω 30w

低抵抗(DL):Pyro V3 RDTA Ni80 24ga 内径3mm 7巻 デュアル 0.32Ω 50w

 

高抵抗(MTL):1.12Ω 13w

ミストを吸い込むときにリアルな青りんごを感じ、吐き出すときにはその青りんごの酸味を含んだ爽やかさとともに、紅茶ではなく緑茶の風味を感じます。

匂いを嗅いだ時は紅茶に感じましたが、吸ってみるとしっかり緑茶です。

あくまでりんごをベースに、緑茶の風味を合わせた感じです。

この時点でそこそこの清涼感を感じます。 

中抵抗(RDL):0.51Ω 30w

りんご感が控えめになって緑茶感が強くなります。

緑茶もペットボトルの茶色のお茶ではなく、急須で入れるような緑色のお茶です。

苦みや渋さはなく、りんごがアシストに回って後味がずいぶんスッキリします。

キレがいいのでチェーンが捗ります。

低抵抗(DL):0.32Ω 50w

ミスト吸ったときにはドンッとりんごを全面に感じますが、吐いたときは中抵抗よりさらに緑茶感が増します。

りんごは飴のようなお菓子っぽくなります。

甘みがだいぶ出てくるようになるので、後味には甘さが残るようになります。

高抵抗の時とは逆に、お茶をベースにりんごの甘みが載ってくる乗ってくる感じですね。

清涼感はかなり強いので、この環境だと結構咽せる人も多いかも。

 

まとめ

これも美味しいですね。

そもそも美味しいのを狙って記事にしてますが(笑)

そのうち気に入らなかったものもレビューしようと思います。

 

お茶系はあまり吸わず、以前吸ったHILIQの鉄観音も結構美味しかった記憶があるんですが、途中で飽きてしまい長続きしなかったんですよね。

これはりんごのフレーバーとのバランスが良くて、特に高抵抗なんかだとりんごのジューシーさがフルーツ好きの自分と相性良かったです。

商品説明に載っていたようなライムは自分の舌では見つけられませんでした。

公式サイトっぽいところを見てもライムとは書かれてなかったんですよね。

でも高抵抗のさっぱり感や酸味に寄与してるんですかね。

緑茶についても、渋みとか苦みがない分、上品に感じられます。

お茶系が好きな人は中抵抗~低抵抗で吸ってもらえるといいのかなと思います。

苦みがあったり甘くないお茶が好きって人には向きませんが、フレーバーティーを楽しめる人ならフィットすると思います。

ラベルデザインもおしゃれできれいですし、なんだか丁寧なリキッドだなという印象を受けました。