レビュー記事だけでなく、こういった日常の運用を公開してみようと思います。
これが良い悪いっていうわけではなく、自分だったらこういう風に使って、こういう感想があるということをひとつの参考にしていただければいいかなぁと思います。
ビルドの紹介もしますが、変わったビルドをしたり、これが特別味が出る!っていうものでもない、本当に自分が日常で使っているビルドです。
あとはセットアップとかも載せようと思います。
今回使うアトマイザーはCthulhu Hastur Miniです。
このアトマイザーについては言わずもがな、各所でレビューされていますから詳細は割愛します。
ちなみに、エアフローパーツを拡張版に取り換えてあります。
これもう発売されてから2年以上経ちますか。
最新のものも素晴らしいですが、古くても良いものは良い。名作ってやつですね。
ちなみにVape界隈では半年くらい前のものはもう「古い」って認識になってしまうらしいです。怖いですね。
今回はBasic VaporのVintageレモンサングリアを吸うためのビルドをしていきます。
これ高抵抗で吸うとレモンの酸っぱさがめちゃくちゃ出てきて美味しいんですよね。
ただしリモネンが含まれているので、樹脂タンクなんかだとすぐにクラックが入ってしまいますし、そうでなくともシリコンでできているOリングを溶かすという「タンククラッシャー」の異名を持つリキッドであります。
自らが入っているボトルすら溶かすことがあると聞いたことがあるとんでもないやつです。
なので基本的にはRDA向きなのですが、ものぐさな自分はRTAで吸います。
そのため、アトマイザーチョイスでは薬品耐性の高いガラスタンクもしくはPEIタンクが最低条件ですが、PEIもなんとなく怖いのでガラスにしています。
Oリングは黒いものより白いものの方が耐性があると聞いたことがありますが真偽は不明です。
一応自分のは溶けたことないです。
ということで、Hastur Miniは各種条件を満たしているということです。
※電子タバコ(VAPE)は20歳以上を対象とした嗜好品です。対象年齢に満たない方は使用をお控えください。
ビルドしてみる
このチャンバーの小ささを見ても高抵抗のMTL向けですね。低抵抗で吸うとアチアチになります。
このアトマイザー全く漏れないんですよね。
デッキが浮いているGTAタイプでトップキャップがスクリュー式ではないため負圧による漏れにも強いです。
洗浄するのを忘れて、リキッドが半分以上残ったまま1か月くらい放置したことがありましたが、にじみすらありませんでした。
漏れるRTAを経験すると、適当に対策せず組んで漏れ知らずってだけで日常使いには本当にありがたいです。
エアフローは3段階で調整できますが、標準の状態ではデッキでの吹き出し口がかなり小さく、そこまで調整幅はありませんが、パーツを交換すると径が大きくなるので、調整幅が大きくなります。
(以下、VaperBoxさんより引用)
初期状態のポジティブポストは内径1.4mmのエアホールが2つ開いておりますが
エアホール拡張1つ穴バージョンは内径が1.6mmで
ドロー軽めのMTLを好む人向けのパーツになります。
交換することで通常のエアホール2つ穴バージョンよりドローが軽くなります。
1つ穴バージョンに交換した場合のドローの重さはエアホール最大だと
Vapefly Galaxies MTL RDAだとエアフローのネジを両方全開にして
サイドのエアホールは2つ開けて吸ったくらいの重さです。
標準だと一番大きいエアフローでもDLは厳しかったですが、交換後は重めのDLくらいは可能になります。
ここでの調整幅が増えるということはビルドの幅も増えるということで、多少抵抗値を落としたビルドでもアチアチにならずに使えます。
普段は0.7Ωくらいの重めDLが好みなので重宝しているパーツです。 この手のパーツにしては700円くらいと安いので、使い勝手を良くするためには十分コスパがいいと思います。
ビルド
ワイヤー:Ni80 27ga 内径3mm 8巻 1.13Ω
コットン:Cotton Bacon Prime
高さはこのくらい。
ネジがコイルの中央に来るくらい。
コットンはこのくらい。
デッキサイズくらいで十分ですがちょっと長かったかな。
MOD読みで1.13Ωになりました。
味
12W
酸っぱいです!!!!!!
ますガツンとレモンの酸っぱさが来て、そのあとにコーラの甘さがほんのりやってきます。
清涼感はうっすら。
けど味自体は薄め。
18W
酸っぱさが増す感じ。味の方向性はお菓子っぽい感じ。
けど味自体はそこまで乗らず。
供給が足りてない味ですね。
ビルドミスです。
内径が3mmだとコットン量が多すぎてもっと梳かないと供給間に合ってないです。
そういえば2.5mmでちょうどいいアトマだった気がします。
ということでリトライ。
ビルド(その2)
ワイヤー:KA 26ga 内径2.5mm 7巻 0.84Ω
コットン:Cotton Bacon Prime
ちょっと横に寄ってますが調整しました。
高さは最初と同じくらいです。
今度はコットン量もよし!
MOD読みで0.84Ω。
1Ωくらいになる予定だったんですがちょっと低めになっちゃいましたね。
味
12W
酸っぱいのは酸っぱいですが、最初のビルドよりは減りました。
今度はレモンの苦さが出てきて、そのあとにコーラの甘さがほんのりやってきます。
清涼感はそこそこ。
味はしっかり出ています。
18W
苦みと甘みが増しました。
味と清涼感もかなり出てきていて、お菓子よりお酒っぽいフレーバーになりました。
これはこれで美味い。
セットアップ
元々はCthulhu Tube MODと組み合わせてました。
さすが同メーカーだけあってこれの13650verとの相性が実にいい。
めちゃくちゃコンパクトでかわいいです。
出力調整がしたいときなんかはテクニカルに載せます。
このサイズ感だとノーマルPicoなんかが似合うと思いますが、21700しかもっておらず、他の手持ちだとEasy Side Boxがいい感じです。
そのまま使うと少しアトマイザーの背丈が足りないです。個人的には足りないよりは少し出ている方が好みなのでヒートシンクを買ってみました。
いい感じですね。
長尺アトマってなんかハイエンド感ありますよね。
ちなみにドリップチップはchad works DRIPTIP NSPV V2です。
内径2.5mmで濃い味出してくれるカッコいいヤツです。
CHADWORKS DRIPRIP 商品詳細|電子タバコ・VAPE専門店 CRIBE|松阪市・キット・リキッド・アクセサリーの通販 (vape-cribe.com)
まとめ
酸っぱ美味しいを狙ったはずがちょっと違う味になりました。
たぶん最初のセッティングで内径を2.5mmにするか、コットンをもっとがっつり梳いていれば狙った味になったと思います。
けどこれはこれで美味しいし、こういう発見もVapeの面白さですよね。
自分の経験なんですが、アトマイザーを買う前とかはビルド情報を結構検索しますし、買った後もうまく味が出ないときは他の人を参考にします。
この通りやればまったく同じ味が出て同じ感想になるわけではないですが、「レビューはいくらあっても困らない」精神で紹介してみました。
今後の自分の備忘録にもなるし。
ということで、結局レビューっぽくなってしまいましたが、Hastur Miniの運用紹介でした。