ステルスVAPING

レビューはいくらあっても困らない。非喫煙者がコソコソVAPEするためのブログ

MK Lab【赤短・抹茶ラテ】リキッドレビュー

「ステルスVAPING」のリキッドカテゴリーはこちらから。

すっかり毎年の夏の定番となった「こいこい赤短・青短シリーズ」ですが、「青短」に引き続き、登場してから数か月遅れでお届けするぜッ!!

この記事では赤短の方を取り上げていきます。
今回のフレーバーは「抹茶ラテ」です。
そういえばカフェラテはよく飲むんですけど、抹茶ラテってのは飲んだことないんですよね。
「抹茶の苦みがミルクでマイルドになってるやつ」みたいなイメージです。
無糖なのか砂糖入りなのかどっちが主力なんでしょ。
個人的な嗜好としては、お茶系って紅茶もそうなんですけど、砂糖とか入ってる甘いの苦手なんですよね。午後ティーとかあんまり飲めない。コーヒーには砂糖入れるのにね。
というのも、子どもの頃、めちゃめちゃ喉乾いてるときに、ラベルの剥がしてある午後ティーを麦茶と勘違いして一気飲みしたんですよね。
当然口は「さっぱりすっきり」を期待するじゃないですか。
ところがそこに後味あまーい紅茶が入ってくるんですよね。
ただでさえ紅茶なんていう貴族しか飲んでいない独特の風味のお茶に慣れてなくて、「くっせ」くらいに思っていたのに、頬をぶん殴られるような洗礼を受けたわけです。
泣いちゃった。もう。
そこからずーっと甘い紅茶になんとなく拒否反応持つようになっちゃったんですよねぇ。
今でこそ紅茶は好んで飲んでますが、「甘いお茶」というカテゴリーを見るとつい身構えちゃう。

VAPEにおいてはお茶系リキッドはド定番で、いろんなフレーバーがあります。
鉄観音という甘い緑茶みたいなリキッドもずいぶん気に入って吸ってたこともあるし、ことリキッドに関してはそこまで抵抗はないです。
今回もラテということで、また一味違ったフレーバーになってるでしょうし、ちょっと期待してみちゃいましょうかね。

この商品はMK Labさんより御提供いただきました。ありがとうございます。

 電子タバコ(VAPE)は20歳以上を対象とした嗜好品です。対象年齢に満たない方は使用をお控えください。

リキッドスペック

以下、商品紹介文。

--- こいこい赤短シリーズ (清涼剤なし)
・抹茶ラテ
ほろ苦く、まろやかな和の定番である抹茶にミルクを合わせて飲みやすい抹茶ラテに。
吸った瞬間から香る優しい甘さとほのかな苦みが大人の安らぎを与えてくれます。
甘すぎるリキッドに疲れた時の一吸いに。
【VG:PG 50:50】
※podタイプから40wまでのVAPEに適しています。

こちらもおなじみ赤短ちゃん。
背景はまんま抹茶ラテになってますね。
茶筅(ちゃせん)も描かれていて、かなり本格的に立てられた抹茶とお見受けする!

ハッシュタグや諸元や注意書きなど。

キャップを開けて香りを嗅いでみると、香ばしいカラメルのような香り。
奥の方にバニラっぽい香りがいて、抹茶というかプリンみたいな印象。

吸ってみる

環境

高抵抗(MTL):Troy V3 RDA カンタルA1 26ga 内径3mm 7巻 1.13Ω 13w
中抵抗(RDL):Requiem RDA(DL Cap) Ni80 24ga 内径3mm 6巻 0.43Ω 30w
低抵抗(DL)  :Kennedy25 RDA Ni80 24ga 内径3mm 7巻 デュアル 0.25Ω 50w
コットン:資生堂 クレド・ポー・ボーテ

高抵抗(MTL):1.13Ω 13w

これはもうだいぶ抹茶ラテですわ。実物飲んだことないけど。
はじめに抹茶の芳醇な香りが入ってきて、吐き出しにはミルクと渾然一体となってもろやかな甘みとともに抜けていく。
あんまり「牛乳!」って感じじゃなくて、あくまでまろやかな「ミルク感」。
よくできてますわ。

中抵抗(RDL):0.43Ω 30w

抹茶部分がちょっと増してきて、抹茶とミルクが拮抗してきた感じ。
甘みも増してくるんですけど、後味を抹茶が締めるからクドくなりません。
この環境だとそこそこミスト温度も高いんですけど、そのおかげか「ホットミルク感」が出てて、よりリアリティがありました。

低抵抗(DL):0.25Ω 50w

このあたりだと最初に甘さが先行します。
ただ、いわゆる甘ったるさとかではなくて、なんていうか透き通った甘さみたいな感じなんですよ。スパッとキレがいいっていうのとも違うし、さっぱりしたっていうのともちょっと違う。甘いは甘いんだけど、スッ…と儚く消えていくような余韻があります。
抹茶はほとんど感じなくなって、余韻の中に「ん?いるな?」ってくらい。これも甘さが最後まで残らないようにうまいこと効いてきてます。

試飲まとめ

これよくできてるなぁ…。
こういったラテ系とかミルク系のリキッドって乳臭くなったり、変なクドさが出てきてしまったりする場合もあったりするんですが、今回に関してはそういったマイナス的な感覚はほぼなし。
でもしっかり「ミルク感」は感じるし、なんならそれがメイン張ってます。
高抵抗から中抵抗にかけて抹茶感が増したので、そのまま低抵抗までいくともっと抹茶が濃くなっていくのかなーと思いきや、今度はミルクが主体になってきたので、抵抗値や出力での味の変化は結構楽しめると思います。

運用環境

KENNEDY25 RDA

まんま試飲環境。MODは最近気に入ってるLOST VAPEのCENTAURUSに載せ替えました。
最初は中抵抗あたりで、「今回は高~中抵抗あたりで運用するかー」ってことでBishopを0.8Ωくらいで吸ってたんですけど、それだとちょっと抹茶の香りとかミルクの甘みみたいな特性を引き出しきれてなかったんですよね。
そこで低抵抗環境で吸ってみたら、抹茶部分はいなくなっちゃいましたけど個人的なツボにはハマったんでそのまま運用することにしました。

・・・・

ホッとする甘さ。

Koi-Koiのフラッグシップラインにもバニラとかミルクを題材にしたフレーバーがありますが、そちらはいわば「特濃」といった感じでコテコテに甘くて、いわゆる「スイーツ系」にカテゴライズされると思うんですが、今回はあくまで「ドリンク系」なんですよね。
ホットミルクを飲んだときのような優しい甘さが口に広がって、ついホッとしちゃう気分になります。
優しい甘さなので吸い疲れもしにくいですし、結構ハードめにチェーンもできちゃう感じ。
ゆったり吸うも良し、チェーンするも良しで、懐の深いリキッドです。

全体まとめ

なんでこれ夏に出したの?

と思ってメンソール一滴垂らして吸ったらバカ美味だったことをご報告します。
いやこのまとめ書きながら衝動的に垂らしてみたらほんとに美味かった。
これは夏に吸える。夏のフルーツ系に飽きたときに吸いたい。
とはいえ、素性はやっぱり冬向きな気がしてならない。
冬ってどうしても甘めなリキッドが吸いたくなるし、いざ吸うことも多いけど、意外と屋内は暖房も効いてたりして、「今日はこのリキッドじゃなかったかも」なんて思うこともたびたびあります。屋外だとコテコテ甘々がいいけど屋内だとスッキリ系がいいみたいな。
でも今回の【抹茶ラテ】はオールレンジ。どこで吸っても外しません。
最初はこれと一緒に出た【青短・クラフトコーラ】の方を先に吸ってたんですよね。

もともと飲み物の個人的な好みとして、コーラと抹茶ラテだと圧倒的にコーラのほうが好みで、リキッドもめちゃめちゃ美味しかったので、「これは超えてこんでしょ…」とか思って正直そこまで期待はしてなかったんですけど、いざ吸ってみたら全く別角度からド級のボディーブロー食らった感じでした。これはすごい…。

まさに今のシーズンに吸ったほうがいいですよこれ。
そして夏にはメンソールとか清涼剤入れて吸いましょうね。

そんな【赤短・抹茶ラテ】はMK LabさんのYahoo!ストアから送料無料の2,200円で発売中です。