ステルスVAPING

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MK Lab【こいこい 猪鹿蝶 -猪-】リキッドレビュー

「ステルスVAPING」のリキッドカテゴリーはこちらから。

MK Labさんのメインシリーズとも言えるKoi-Koiシリーズの新ライン「猪鹿蝶」の第2弾である【猪】です。
猪鹿蝶のテーマは「マキアート」ということで、今回は「塩キャラメルマキアート」になります。

きっとVaperの7割は塩キャラメルマキアートを飲んだことないはずです(偏見)
でも「味は何となく想像つく」って思いましたよね?(偏見)
これがメンタリズムです(偏見)

前作でもそうでしたが、この辺のスイーツ系というか甘いフレーバーはMkLabの真骨頂が発揮されるところでもあります。
そっちはもう信頼と実績の部分ですが、今回気になるのは「塩」の方ですよね。
塩キャラメルって、「しょっぱ!!」ってなるよりは、「甘い中にもコクが…!」みたいな仕事すると思うんですが、それがリキッドで表現できるもんなんでしょうか。

世間は酷暑ですが、そんな中で吸った時どう感じるのかも含めて見ていきましょう!

この商品はMK Labさんより御提供いただきました。ありがとうございます。

 電子タバコ(VAPE)は20歳以上を対象とした嗜好品です。対象年齢に満たない方は使用をお控えください。

リキッドスペック

以下、商品紹介文。

--- こいこい 猪鹿蝶 -猪-
・フレーバー名:塩キャラメルマキアート

疲れた自分をちょっとねぎらいたい、ほっと一息つきたい、そんな時にぴったりの とろける塩キャラメルマキアート
心地よく絡み合った濃厚なフレーバーとソルティな刺激は、日常から少し離れて癒されたい 大人のご褒美リキッドです。

今回のキャラクターは凛々しい女剣士です。
耳には猪の牙をモチーフにした耳飾りを付けていたり、前回の【蝶】のキャラクター同様、マキアートをイメージしたコーヒー豆の柄が着物に入っていたりと、今回もフレーバーにちなんだ意匠が凝らされています。
袴の爽やかな水色は「塩」のイメージかな?

フレーバー説明。
ここに説明があるのはやっぱりいいですよね。リキッド選びの際のアドバンテージになると思います。詳細が分かるに越したことないですからね。

VG:PG比は60:40。今は夏ですが、別段漏れてくるような粘度ではないです。

キャップを開けて香りを嗅いでみると、なんか前回のブランデーっぽい香りがするんだよなぁ。マキアートの香りってことなのかな?

吸ってみる

環境

高抵抗(MTL):Troy 1x V3 RDA  カンタルA1 26ga 内径3mm 7巻 1.14Ω 13w
中抵抗(RDL):Requiem RDA Ni80 24ga 内径3mm 6巻 0.49Ω 30w
低抵抗(DL)  :Kennedy RDA(狼煙Cap)Ni80 24ga 内径3mm 7巻 デュアル 0.24Ω 50w
コットン:資生堂 クレド・ポー・ボーテ

試飲環境は随時見直しています。RDTAは洗浄がめんどくさい。
これまではなるべく、同様の環境で試しやすいように、どこのご家庭にもある系アトマイザーを使うようにしてましたが、もう「美味しけりゃなんでもいいんじゃ。」ということで、なるべく個人の好みに近づけて吸える環境にしました。

高抵抗(MTL):1.14Ω 13w

MTLで吸うと意外とサッパリしていて、甘さ控えめな香ばしさを感じます。
香りはほんのりキャラメル風味といった感じ。
これが、少しエアホールを開けてあげると表情が一変します。
一気に甘さが出てきて、この抵抗値でもかなり甘く感じます。空気を多めに取り込んであげるのが◎。
そして口の中でくゆらせていると、面白いことに舌の奥の方でふんわりとした塩味(えんみ)を感じるんですよね。
塩味のものを食べたときのしょっぱさじゃなくて、甘さをさらにブーストするようなコクを出すための塩味って感じ。
そしてこの塩味のおかげで、後味が甘ったるくなりすぎないというオマケつき。
チェーンもしやすくて吸い疲れしない絶妙なバランスですねぇ。

中抵抗(RDL):0.49Ω 30w

より分かりやすく甘さは出てきて、ほんのり前作の「ブランデー」を感じさせるような香りがします。
もっとコッテリしてくるかと思いましたが、サイドエアフローだからか何なのか、意外とそこまで。
上の環境のようなキャラメル感や塩味は控えめになりました。

低抵抗(DL):0.24Ω 50w

うお!これは濃厚。
吸った瞬間から塩味が一番表にガツンと出てきます。しょっぱさを感じるほど濃い感じ。
そのあとにミルキーなキャラメルの風味と、ブランデーからアルコール分を飛ばしたときのようなコクが出てきました。
そして最後に鼻に抜けるマキアートらしい香ばしい香り。
この辺も風味が飛ぶことなく、バランスが崩れずによくまとまってます。
ちなみに80W掛けてみたら、マキアート部分が前面に出てきて、甘めのコーヒーっぽくなりました。
これは50Wくらいでちょうどいいかも。

まとめ

高抵抗の時と低抵抗の時で、濃さに違いはあれど味の出方は共通していたので、抵抗値の問題というよりはエアフローの違いの問題かな?
ボトムエアフローの方が味の乗りが良くて、特徴でもある塩部分がしっかり出てきてくれますね。
この手のリキッドだと大体低抵抗の爆煙環境が合ってるし、好みにはなるんですけど、今回のリキッドだと高抵抗環境がハマりました。
もしかしたら夏に吸ってるからかもしれん。冬だとまた意見変わりそうな気もする。
あとは、クラプトンコイルなんかで組むともっと甘くなりそう。
とりあえず現状だと高抵抗が一番バランス良く感じました。

運用環境

単体で吸うときはこんな感じ。

Pionner V1.5 RTA(Short Tank Kit)

ワイヤー:Ni80  24Ga 内径3mm マイクロ 6巻 0.5Ω
コットン:Titanium Fiber Cotton
MOD:iStick Pico
出力:26W
エアフローピン:DLピン


このRTAなんですけど、フルーツ系とかスイーツ系とか、甘みが必要系なリキッドに滅法強いんですよね。
手持ちのRTAの中でも、TaifunⅣに匹敵するくらい味が乗ってきます。
V1.5に付属するDL用のデカエアフローピンがかなり性能良いです。
こいつを使ってみましょう!

・・・・

ご褒美リキッドだこれ!

エアフローがボトムだからか、味の出方は試飲環境の低抵抗に近くなりました。
キャラメルフレーバーも甘みにしっかり乗って、口の中でほんのり塩味がコクを出してくれています。
ちなみに、今回は「清涼剤」を使ってみたんですが、これがかなりアリ。
使ってみて気付いたんですが、清涼剤がどうやら若干ミントのフレーバーが付いていたようで、これがアリ。
フレーバーが喧嘩せずにうまく両立してくれていました。
個人的な使い方として、リキッド自体に混ぜるというよりは、コイルの上に直接1滴だけ垂らして、そのあとは【猪】を上掛けする。これで、1/3タンクくらいほどよい清涼感が味わえます。
これは暑い夏でも全然吸えますわ。
清涼剤はこの【猪】の次回作である【鹿】が使用しているみたいなので、こちらでもやってみたところ、かなり相性良かったです。

全体まとめ

とりあえず塩の表現力がすごいし、清涼剤使うと夏でも美味しいってことですね。
レビューのお話いただいたのが半年前の冬で、こうして記事掲載するのが夏になってしまったので、「せっかくならこの時期に吸った感想でも」ということで吸ってみましたがエアコンの効いた環境で吸うならそのままでOKです。
というかエアコンの効き強いときは、なんなら甘めなの吸いたくなりますからね。
どうせみなさん複数のタンクやPODをお持ちなんでしょうから(偏見)、1つくらいこういう甘いの入れといてもいいんじゃなかろうか。
ちなみにエアコンの効きが悪い時に清涼剤使いましたが、これが思わぬヒット。
なんならミントフレーバーとの相性がヒット。ついついもう一口…となるような仕上がりになりました。
半年前に吸ったよーなんていう方も、夏向けの吸い方としてぜひ試していただきたいですね。

【こいこい 猪鹿蝶 -猪-】はMK LabさんのYahoo!ストアから発売中です。