ステルスVAPING

レビューはいくらあっても困らない。非喫煙者がコソコソVAPEするためのブログ

MK Lab【濃いこいこい 雨流れ 弐】リキッドレビュー

「ステルスVAPING」のリキッドカテゴリーはこちらから。

なんと!!

あのシリーズが!!!

パワーアップして帰ってきた!!!!

MK Labさんのフラッグシップラインである「こいこいシリーズ」ですが、【弐】としてリニューアルされました。
この「こいこいシリーズ」ですが、個人的にかなり思い入れがありまして、VAPEというものを始めた頃に、やれ味がどうだの濃さがどうだのっていうのを色々調べてたんですね。
ビギナーですし、当時はクリアロマイザーも今ほどの性能もなく、1.6ΩのMTL向けコイルを使っては「こんなもんかぁ」と思っていました。
そんな折、爆煙もやってみたいということで低抵抗向けのクリアロマイザーと合わせて買ったのがこいこいでした。

衝撃。この一言に尽きますな。

ただのちょっと香りがついてるような水蒸気だと思っていたVAPEで、こんなに甘くて濃い味が出せるのかと。こんなに美味しいものなのかと。
当時の他のリキッドと比べても若干お値段が高めだったんですが、ビンに入っていたり、ラベルが和紙っぽかったりして、なんだか「プレミア感」があってすごく所有感があったのを覚えてます。
そこから沼に落ちていくのはずいぶん早かったですね。
RBAに手を出し、リキッドを買い漁り。MODを探し求めては次のアトマイザーへ。
ある意味VAPEという趣味にハマったきっかけのリキッドでした。
そんな思い出のシリーズがリニューアルということで、これはもう期待せざるを得ない。
これまでのシリーズでは初期の方の商品は確かMAXVGとなっていて、低抵抗爆煙向きの環境になってたと思いますが、世間でPODが流行り出した頃から徐々にPGの割合が増えてきたような印象です。オリジナルの「三光」もVG:PG=72:28みたいな細かい拘りがありました。
今回の【雨流れ 弐】に関してもPOD運用を意識してか、VG:PG=50:50で調整されているようです。
そして前作の「雨流れ」ではバニラ&ドラゴンフルーツでしたが、今回は「いちごミルク」ということで、同じ名前を関していてもまた違った路線に仕上げていそうです。
早速試していきましょう!

この商品はMK Labさんより御提供いただきました。ありがとうございます。

 電子タバコ(VAPE)は20歳以上を対象とした嗜好品です。対象年齢に満たない方は使用をお控えください。

リキッドスペック

以下、商品紹介文。

【フレーバー :いちごミルク】
いくつになっても"いちごの甘酸っぱさ"が恋しくなる。
そんな大人に贈りたい、贅沢な 『いちごミルク』のリキッドです。
キュンとするような甘酸っぱさが、まろやかなミルクとマッチング。
舌を包み込むリッチな風味をお楽しみください。

雨流れちゃん!!
水玉の傘や肩に乗ったカエル、水色の服が印象的です。帽子も苺になってますね。
髪に付いている菱形模様や髪型からも、前作の雨流れちゃんと同一人物だと推測されますが、アンニュイで陰を感じた前作に比べてちょっと雰囲気が明るくなった気がします。

前作「雨流れ」 MK Lab公式より

ほんと世界観の作り方上手くて素晴らしい。所有欲が満たされるんですよね。

ハッシュタグや諸元や注意書きなどはここ最近リリースのリキッド同様、詳細に書いてくれています。

キャップを開けて香りを嗅いでみると、キャンディーのようなイチゴメインな香りが漂います。ヨーグルトっぽい酸味感もあるかな。
リキッドの色は透明です。

吸ってみる

環境

高抵抗(MTL):Troy V3 RDA カンタルA1 26ga 内径3mm 7巻 1.13Ω 13w
中抵抗(RDL):Requiem RDA(DL Cap) Ni80 24ga 内径3mm 6巻 0.43Ω 30w
低抵抗(DL)  :Kennedy25 RDA Ni80 24ga 内径3mm 7巻 デュアル 0.25Ω 50w
コットン:VAPEFLY COTTON CLOUDS

高抵抗(MTL):1.13Ω 13w

甘酸っぱぇ!!
いきなり舌に酸っぱさが来ます。なんならピリッとしたスパイシーさを感じるほど。
しっかりいちごの甘酸っぱさがありますね。
吸い始めはまず甘酸っぱさが来て、燻らせながら吐き出すときにいちごの甘みや香り、そして最後にミルクのクリーミーさがほんのりって感じ。

中抵抗(RDL):0.43Ω 30w

比較的いちごがメインな感じです。
そこそこ強めの酸味はあれど、ベースには優しいクリーミーさが漂います。
この辺の環境では、いちごとミルクが一体となってるイメージ。まさにいちごミルク。
刺すような酸っぱさではないんだけど、しっかり甘酸っぱさを感じるんですよねぇ。
いやこれ酸味の表現が上手すぎる。
しっかり味も濃いのに、後味は驚くほどスッキリ。変なベタつきやモッタリ感はありません。

低抵抗(DL):0.25Ω 50w

濃っっゆ!!!

味濃すぎてむせたの久々ですわ。
いちごの酸味がガツン!と来て、甘酸っぱい香りとともに、包み込むような主張しすぎないミルクが全体をまとめ上げてる感じ。
中抵抗環境よりはいちごとミルクが別の動きをしてますな。
いわゆるいちごオレとかより明確に酸っぱい。
味については濃すぎるくらい濃くて、確かに甘いは甘いんだけど、甘すぎるってことはなく、後味は意外すぎるほどスッキリしてるからハードチェーン余裕です。
この辺のバランス感覚には思わず唸らされます。

試飲まとめ

これは怪物…!!
めちゃくちゃ美味いのが出てきました。
正直どの環境で吸ってもアリです。
高抵抗であればいちごミルクの華やかな甘酸っぱさを舌で感じられますし、低抵抗であればとんでもなく濃いミストを口いっぱいに頬張れます。
サブタイにある【Flavor Boost】の名は伊達じゃない。

運用環境

今回は色々試した結果、どれも良かったんですけど、「流れシリーズは爆煙で」というステレオタイプから脱却できてないので、ゴリゴリの爆煙環境で行きたいと思います。

SERI RDA

ワイヤー:Geek VApe Ni80 Framed Staple Twisted Wire
     26ga×2 Twisted + 26ga×2 内径3mm 4巻 デュアル 0.32Ω

コットン:VAPEFLY COTTON CLOUDS
MOD:GEN 200
出力:80W

直径26mmでデュアル~トリプルコイルまでを直列で組めるというなかなか変態仕様のアトマイザーです。
普段は1個あたり0.2Ωとかになっちゃって、とてもデュアルなんかじゃ組めないようなコイルもこれで組めば0.4Ωに!
今回のは直列で組んでも0.32Ωだから1個あたり0.16Ωでしたわ。

こんなんですからね。
固すぎてまともにマイクロコイルにできないでやんの。同調取るのも結構大変。
けど面白そうだったのでこれで試してみます。

・・・・

濃っっっっゆ!!!!

あんなにごっついコイルからは想像できないくらいシルキーなミスト。
ミスト量も半端じゃないんですけど、めちゃめちゃ柔らかいミストで、綿あめを口の中に押し込まれた感じ。
甘酸っぱさと甘さが怒涛のように口から肺まで駆け回っていきます。
後味はこのくらいミストがあってもやっぱりベタつかず、割とスッキリしてるんですよね。
とはいえ、ひと吸いの満足感が相当あるのでそこまでチェーンしなくても済みそう。
とりあえずこの環境でたぶん5mlくらい吸ってみましたが、これだけ香りも味も濃いのにガンクはかなり控えめな印象。
試飲の高抵抗環境でも2、3ml吸ってみてたんですが、やっぱりあんまりついてないので、意外とガンク耐性は高そうです。これは嬉しい。

全体まとめ

やっぱり怪物ですわ。完成度が高すぎる。
思い出補正があって、どうしても贔屓目で見ちゃうところもあるんですが、なるべくそれを差し引いたとしてもよく出来てると思います。
甘いんだけど甘すぎず、酸っぱいんだけど酸っぱすぎない。でも濃い。
濃さの部分に関しては、抵抗値と出力でだいぶ調整効きますね。とりあえず抵抗値低めにして高めの出力掛けておけば濃く出ます。
バランスよく楽しみたければチムニー長めのRTAとかで吸ってあげると良さそうです。

今回は終始褒めっぱなしになっちゃった感じしますが、個人的にはめちゃくちゃ気に入りました。すんげぇ美味い。「いちごミルク」というワードに抵抗なければ取りあえず吸っておいて損はないんじゃないかなぁと思います。
そんな【濃いこいこい  雨流れ 弐】はMK LabさんのYahoo!ストアから送料無料の2,750円で発売中です。

KAMINARI VAPE CO.【THE POPCORN POPS】リキッドレビュー

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KAMINARI VAPE CO.さんのハイパーシリーズ第2弾です。
今回はなんとポップコーンとのことで、第1弾がエナドリだったこともあり、「既存商品をなぞっていく感じなのかなぁ」とか思ってたら予想外のフレーバーに面食らいました。
これまでの自分の遍歴ではこの手のお菓子系フレーバーってほとんど吸ったことなかったんですよね。好き嫌いが激しいのと、なかなか冒険できない性分から新ジャンルに手を出すことってあんまりありませんでした。
今回もありがたいことにせっかくお声がけいただきましたし、ポップコーン自体も好きなので、ぜひやらせていただきたいということで試させていただきます。
これがリキッドになるとどういう仕上がりになっているのか、ワクワクドキドキ。

この商品はASTRALさんより御提供いただきました。ありがとうございます。

 電子タバコ(VAPE)は20歳以上を対象とした嗜好品です。対象年齢に満たない方は使用をお控えください。

リキッドスペック

以下、商品紹介文。

● THE POPCORN POPS
(ザ ポップコーンポップス)
一瞬にして広がるうまみと弾けるポップコーン風味。
どことなく感じる懐かしさとクセになる濃厚さ。
一度吸えばゴキゲンになること間違いなし!
ポップコーンポップスで笑顔になろう!
※メンソール・清涼剤は含まれていません。

なんだかゴキゲンな文句が踊ってるぜ!
ポップコーンといえば映画館だよなぁ!!
イオンシネマのポップコーンが大好きです。

かなり目を引くラベルです。
通常ラインのように基本のデザインは統一しつつも背景とカラーで個性を演出してきてますね。
構成自体はシンプルながら派手な見た目になってて個人的にはかなり好き。

HYPERシリーズのロゴ。
やっぱりこの黄色のラベル好きだなぁ。ラベルから世界観に入りたいタイプです。

こちらは他のラインと同様に各種QRコードが掲載されています。
VG:PG比は60:40。

キャップを開けて匂いを嗅いでみると、もうすんげぇポップコーン。ちゃんと弾けたやつ。
キャラメルとかじゃなくてガチポップコーンの匂い。ジャイアントコーンみたいな。
塩味ですわこれ。

吸ってみる

環境

高抵抗(MTL):Troy V3 RDA カンタルA1 26ga 内径3mm 7巻 1.13Ω 13w
中抵抗(RDL):Requiem RDA(DL Cap) Ni80 24ga 内径3mm 6巻 0.43Ω 30w
低抵抗(DL)  :Kennedy25 RDA Ni80 24ga 内径3mm 7巻 デュアル 0.25Ω 50w

コットン:資生堂 クレド・ポー・ボーテ

高抵抗(MTL):1.13Ω 13w

おっ…。これなんか葉巻っぽくない…?タバコっぽいのかな?IQOS?
吸い始めから吐き出すまでに、ほんのりとした甘みとともにゆったりと抜けていきます。
香ばしくて肺にもったりと残る感じ。
後味は完全にジャイアントコーン

かなりしっかりとした存在感があります。
こいつぁ予想外ですぜ…。こういう路線なのか。

中抵抗(RDL):0.43Ω 30w

グリセリンの甘みっぽさが先行してくる感じ。
なんかポン菓子っぽいな。
コーン感というよりは穀物感がありますな。
この環境だと後味は割とスッとしてて、そこまで残りません。
香りは結構強いというかインパクトがあって、穀物感の底の方にタバコっぽい重みが見え隠れしてます。

低抵抗(DL):0.25Ω 50w

中抵抗環境の延長ですね。
まずトップに甘みが来て、ミドルはそのままで、エンドにほんのり葉巻感。
甘みがあるから葉巻っぽいんですよね。
コーン感とか穀物感はなくなっちゃった。
たぶんここまで出力上げるのは合ってないんだろうなぁ。

試飲まとめ

これ刺さる人には刺さるんだろうなぁ。
味に関しては、それこそ穀物を食べてデンプンが分解されたときのようなほんのりとした甘さに加え、しっかり煎られた香ばしさが感じられます。
なんとなくなんですけど、IQOSとかgloっぽい感じするんですよね。実際吸ったことないんで分からんですが。
バランスが取れてるなーと感じるのは中抵抗環境くらいまでで、それ以上にしちゃうとフレーバーが飛んじゃいますね。
逆に高抵抗~中抵抗くらいなんかは、それはもうしっかりコーンの存在感とタバコ感が両立してます。
…タバコ感はそもそも狙ってるの…?
まったくイメージなかったんですが、この2つのフレーバーってかなりシナジーあるんですね。
しかしっ!!

自分自身、タバコ系フレーバーが苦手で、その再現度が高いほど吸うのがちょっと厳しかったりします。
今回のリキッドに関してもしっかり苦手分野でありました…。
なので今回は運用に関しては割愛させていただきます。大変申し訳ありません。

全体まとめ

これはだいぶ想定外でした。
「スイーツ系って言ってるからキャラメルポップコーンかな?」くらいに考えてて、まさかタバコ系だとは思ってなかったのでなかなかの衝撃。
最初は面食らいましたが、少しずつ吸い進めてみると、なるほどなかなかしっかり作られてることが伺えます。
なぜなら、タバコ系苦手な自分がしっかり苦手だと思ったからね!!
KAMIKAZE VAPE CO.さんも「HYPERシリーズ」というラインナップの第2弾に据えているということは力も入っているでしょうし、スイーツ系かと言われるとちょっと「?」ではありますが、加熱式タバコを吸う人にはかなり自然に受け入れられるんじゃないでしょうか。加熱式タバコ吸ったことないから分からんですが。
最近流行りの紙フィルター系のPODなんかで吸うと、かなりそれっぽくなる予感はします。

お値段は、HYPERシリーズ価格で税込1,760円です。

ということで、今回の【THE POPCORN POPS】は、ASTRALさんにて販売中です。

 

MK Lab【赤短・抹茶ラテ】リキッドレビュー

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すっかり毎年の夏の定番となった「こいこい赤短・青短シリーズ」ですが、「青短」に引き続き、登場してから数か月遅れでお届けするぜッ!!

この記事では赤短の方を取り上げていきます。
今回のフレーバーは「抹茶ラテ」です。
そういえばカフェラテはよく飲むんですけど、抹茶ラテってのは飲んだことないんですよね。
「抹茶の苦みがミルクでマイルドになってるやつ」みたいなイメージです。
無糖なのか砂糖入りなのかどっちが主力なんでしょ。
個人的な嗜好としては、お茶系って紅茶もそうなんですけど、砂糖とか入ってる甘いの苦手なんですよね。午後ティーとかあんまり飲めない。コーヒーには砂糖入れるのにね。
というのも、子どもの頃、めちゃめちゃ喉乾いてるときに、ラベルの剥がしてある午後ティーを麦茶と勘違いして一気飲みしたんですよね。
当然口は「さっぱりすっきり」を期待するじゃないですか。
ところがそこに後味あまーい紅茶が入ってくるんですよね。
ただでさえ紅茶なんていう貴族しか飲んでいない独特の風味のお茶に慣れてなくて、「くっせ」くらいに思っていたのに、頬をぶん殴られるような洗礼を受けたわけです。
泣いちゃった。もう。
そこからずーっと甘い紅茶になんとなく拒否反応持つようになっちゃったんですよねぇ。
今でこそ紅茶は好んで飲んでますが、「甘いお茶」というカテゴリーを見るとつい身構えちゃう。

VAPEにおいてはお茶系リキッドはド定番で、いろんなフレーバーがあります。
鉄観音という甘い緑茶みたいなリキッドもずいぶん気に入って吸ってたこともあるし、ことリキッドに関してはそこまで抵抗はないです。
今回もラテということで、また一味違ったフレーバーになってるでしょうし、ちょっと期待してみちゃいましょうかね。

この商品はMK Labさんより御提供いただきました。ありがとうございます。

 電子タバコ(VAPE)は20歳以上を対象とした嗜好品です。対象年齢に満たない方は使用をお控えください。

リキッドスペック

以下、商品紹介文。

--- こいこい赤短シリーズ (清涼剤なし)
・抹茶ラテ
ほろ苦く、まろやかな和の定番である抹茶にミルクを合わせて飲みやすい抹茶ラテに。
吸った瞬間から香る優しい甘さとほのかな苦みが大人の安らぎを与えてくれます。
甘すぎるリキッドに疲れた時の一吸いに。
【VG:PG 50:50】
※podタイプから40wまでのVAPEに適しています。

こちらもおなじみ赤短ちゃん。
背景はまんま抹茶ラテになってますね。
茶筅(ちゃせん)も描かれていて、かなり本格的に立てられた抹茶とお見受けする!

ハッシュタグや諸元や注意書きなど。

キャップを開けて香りを嗅いでみると、香ばしいカラメルのような香り。
奥の方にバニラっぽい香りがいて、抹茶というかプリンみたいな印象。

吸ってみる

環境

高抵抗(MTL):Troy V3 RDA カンタルA1 26ga 内径3mm 7巻 1.13Ω 13w
中抵抗(RDL):Requiem RDA(DL Cap) Ni80 24ga 内径3mm 6巻 0.43Ω 30w
低抵抗(DL)  :Kennedy25 RDA Ni80 24ga 内径3mm 7巻 デュアル 0.25Ω 50w
コットン:資生堂 クレド・ポー・ボーテ

高抵抗(MTL):1.13Ω 13w

これはもうだいぶ抹茶ラテですわ。実物飲んだことないけど。
はじめに抹茶の芳醇な香りが入ってきて、吐き出しにはミルクと渾然一体となってもろやかな甘みとともに抜けていく。
あんまり「牛乳!」って感じじゃなくて、あくまでまろやかな「ミルク感」。
よくできてますわ。

中抵抗(RDL):0.43Ω 30w

抹茶部分がちょっと増してきて、抹茶とミルクが拮抗してきた感じ。
甘みも増してくるんですけど、後味を抹茶が締めるからクドくなりません。
この環境だとそこそこミスト温度も高いんですけど、そのおかげか「ホットミルク感」が出てて、よりリアリティがありました。

低抵抗(DL):0.25Ω 50w

このあたりだと最初に甘さが先行します。
ただ、いわゆる甘ったるさとかではなくて、なんていうか透き通った甘さみたいな感じなんですよ。スパッとキレがいいっていうのとも違うし、さっぱりしたっていうのともちょっと違う。甘いは甘いんだけど、スッ…と儚く消えていくような余韻があります。
抹茶はほとんど感じなくなって、余韻の中に「ん?いるな?」ってくらい。これも甘さが最後まで残らないようにうまいこと効いてきてます。

試飲まとめ

これよくできてるなぁ…。
こういったラテ系とかミルク系のリキッドって乳臭くなったり、変なクドさが出てきてしまったりする場合もあったりするんですが、今回に関してはそういったマイナス的な感覚はほぼなし。
でもしっかり「ミルク感」は感じるし、なんならそれがメイン張ってます。
高抵抗から中抵抗にかけて抹茶感が増したので、そのまま低抵抗までいくともっと抹茶が濃くなっていくのかなーと思いきや、今度はミルクが主体になってきたので、抵抗値や出力での味の変化は結構楽しめると思います。

運用環境

KENNEDY25 RDA

まんま試飲環境。MODは最近気に入ってるLOST VAPEのCENTAURUSに載せ替えました。
最初は中抵抗あたりで、「今回は高~中抵抗あたりで運用するかー」ってことでBishopを0.8Ωくらいで吸ってたんですけど、それだとちょっと抹茶の香りとかミルクの甘みみたいな特性を引き出しきれてなかったんですよね。
そこで低抵抗環境で吸ってみたら、抹茶部分はいなくなっちゃいましたけど個人的なツボにはハマったんでそのまま運用することにしました。

・・・・

ホッとする甘さ。

Koi-Koiのフラッグシップラインにもバニラとかミルクを題材にしたフレーバーがありますが、そちらはいわば「特濃」といった感じでコテコテに甘くて、いわゆる「スイーツ系」にカテゴライズされると思うんですが、今回はあくまで「ドリンク系」なんですよね。
ホットミルクを飲んだときのような優しい甘さが口に広がって、ついホッとしちゃう気分になります。
優しい甘さなので吸い疲れもしにくいですし、結構ハードめにチェーンもできちゃう感じ。
ゆったり吸うも良し、チェーンするも良しで、懐の深いリキッドです。

全体まとめ

なんでこれ夏に出したの?

と思ってメンソール一滴垂らして吸ったらバカ美味だったことをご報告します。
いやこのまとめ書きながら衝動的に垂らしてみたらほんとに美味かった。
これは夏に吸える。夏のフルーツ系に飽きたときに吸いたい。
とはいえ、素性はやっぱり冬向きな気がしてならない。
冬ってどうしても甘めなリキッドが吸いたくなるし、いざ吸うことも多いけど、意外と屋内は暖房も効いてたりして、「今日はこのリキッドじゃなかったかも」なんて思うこともたびたびあります。屋外だとコテコテ甘々がいいけど屋内だとスッキリ系がいいみたいな。
でも今回の【抹茶ラテ】はオールレンジ。どこで吸っても外しません。
最初はこれと一緒に出た【青短・クラフトコーラ】の方を先に吸ってたんですよね。

もともと飲み物の個人的な好みとして、コーラと抹茶ラテだと圧倒的にコーラのほうが好みで、リキッドもめちゃめちゃ美味しかったので、「これは超えてこんでしょ…」とか思って正直そこまで期待はしてなかったんですけど、いざ吸ってみたら全く別角度からド級のボディーブロー食らった感じでした。これはすごい…。

まさに今のシーズンに吸ったほうがいいですよこれ。
そして夏にはメンソールとか清涼剤入れて吸いましょうね。

そんな【赤短・抹茶ラテ】はMK LabさんのYahoo!ストアから送料無料の2,200円で発売中です。

MK Lab【こいこい 正月三光 2024 New Year Special Edition】リキッドレビュー

「ステルスVAPING」のリキッドカテゴリーはこちらから。

毎年のお正月恒例となったMK Labさんの【正月三光】です。
「三光」といえばMK Labさんのフラッグシッププロダクトである「こいこい」シリーズの1つで、濃厚なバニラとアップルタルトが楽しめるスイーツリキッドなんですが、その人気から毎年特別バージョンが作られています。

毎回若干フレーバーが変わってるみたいなんですが、今回のものは前回と比べてどう変わってるんでしょうか。
試してみましょう!

この商品はMK Labさんより御提供いただきました。ありがとうございます。

 電子タバコ(VAPE)は20歳以上を対象とした嗜好品です。対象年齢に満たない方は使用をお控えください。

リキッドスペック

以下、商品紹介文。

・フレーバー名:アップルタルト
毎年恒例、今年で5回めの正月三光となります。
3種のリンゴが織りなす贅沢な風味が吸い始めの瞬間の華やかさを演出し、それらの風味を支えるように重ねられたクリームとタルト生地は、吸い終わりに上品なコクを残してくれます。
2024版も去年と同じく近年のpodタイプの使用率を考慮し、podで使用しやすいVG60:PG40の比率で作成しております。
価格も据え置きの税込みで2480円となっております!
podタイプから高ワット帯まで独自の表現を見せるKoi-Koiシリーズの限定版 「正月三光」を是非お楽しみください。

ラベルデザインは2023Ver.と同じですね。
ほんとこのラベル好きなんですよね。絢爛なイラストに加えて質感が和紙っぽくなってて高級感があるし、こういう世界観があるとよりそのリキッドにのめり込めるようになるんで、個人的にラベルはめっちゃ重要だと思ってます。

ハッシュタグや諸元や注意書きなど。
この辺も含めてひっくるめて一緒ですね。
キャップを開けて香りを嗅いでみると、シナモン感とアップル感。
香りは前回とほぼ一緒。違いは分かりません。

吸ってみる

環境

高抵抗(MTL):Troy V3 RDA カンタルA1 26ga 内径3mm 7巻 1.13Ω 13w
中抵抗(RDL):Requiem RDA(DL Cap) Ni80 24ga 内径3mm 6巻 0.43Ω 30w
低抵抗(DL)  :Kennedy25 RDA Ni80 24ga 内径3mm 7巻 デュアル 0.25Ω 50w
コットン:資生堂 クレド・ポー・ボーテ

高抵抗(MTL):1.13Ω 13w

まずスパイシーなシナモンの香りがトップに出てきます。
そのあとに奥の方にフレッシュで酸味のある青りんごが香る感じ。
タルトの生地感はあんまり感じないですね。
甘みも意外と控えめでサッパリ吸えちゃいます。

中抵抗(RDL):0.43Ω 30w

よりシナモンが全体のフレーバーを覆うように出てくるようになったけど、りんご部分も同様に表に出てくるようになりました。
アップルタルトとは言っても、りんごを甘くキャラメリゼしたものじゃなくて、かなりフレッシュなりんごって感じ。
甘みはりんごの甘さでどちらかというとフルーツ寄りなサッパリした甘さですね。

低抵抗(DL):0.25Ω 50w

ここまで出力を上げても印象は中抵抗環境に近いかな。
変に香りが飛んだりすることなく、しっかりリキッドのバランスはキープされてます。
タルトというよりはパイっぽいイメージで、表面をサクッと焼いたアップルパイのイメージ。
香ばしさもあって、ローストアーモンドのような余韻もあります。

試飲まとめ

意外と2023Ver.と捉えた印象が変わってたかな?
リキッド自体が違ってるのか、自分自身のセンサーが変わったのか、ビルド自体が変わったのかはちょっと分かんないんですけど、とりあえず前回と若干イメージが変わりましたね。
前回はこんな感じでした。

「お茶感ある~」とか言ってましたけど、今回はかなりタルトに寄ってきてる感じ。
明確にスイーツ系って印象を受けました。
キャラメルの部分が味の底支えをしてくれてるからなのかな?
「コク」の部分が効いてる気がします。

運用環境

KENNEDY RDA 25mm

ワイヤー:Ni80 24ga 内径3mm 7巻 デュアル 0.25Ω
コットン:クレ・ド・ポー・ボーテ
MOD:GEN 200
出力:70W

前回と同様の低抵抗環境が好みでした。
今回は試飲環境そのまま使用します。
出力はもうちょっと上げても良さそうだったので70Wまで上げてみましょう。
この環境で行ってみます!

・・・・

いいっすね。

50Wのときよりも更に香ばしさが増して、よりキャラメルらしいコクが出てきました。
ここまで出力を上げても「ベッタベタに甘いスイーツ系」ってことはなくて、あくまでフレッシュなりんごがいるサッパリさは残ってます。
スイーツ系にありがちなクドさは全く無くて、かなりパカパカチェーンできちゃいますね。
コットンが乾いてくるとわかりやすくりんごが薄くなってくるので、ヒッタヒタの状態をキープしながら吸うのが好みかな。

全体まとめ

毎年恒例となった正月三光ですが、今回も若干手が加えられていた気がします。
少なくとも、今回については前回を「紅茶系」と評しているものから、「スイーツ系」へと印象が変わったことは間違いないです。
トップにりんごがいるのは変わらないんですが、それを支えるベースがマイルドになったからの印象なのかな。
リキッドの作り自体は共通してるので、「去年の味が好みだったんだよなー」っていう人も問題なく吸えると思います。
まあリキッドの味の感じ方なんて、影響する要素が多すぎて何が原因かなんてわからんもんです。
そもそも同じリキッドを全く同じようにビルドしたって毎回感じ方ブレますからね。
リキッドレビューの扱いの難しいところなんですが、「東西南北のどのあたりを向いてるか」くらいのアバウトさでリキッドの方向性を捉えてもらえればいいんじゃないかと思います。

表現力不足の言い訳じゃないよ!

そんな【こいこい 正月三光 2024 New Year Special Edition】はMK LabさんのYahoo!ストアから送料無料の2,480円で発売中です。

MK Lab【青短・クラフトコーラ】リキッドレビュー

「ステルスVAPING」のリキッドカテゴリーはこちらから。

すっかり毎年の夏の定番となった「こいこい赤短・青短シリーズ」ですが、今年もやってまいりました。
登場してから数か月遅れでお届けするぜッ!!いっつもそう!!

この記事では青短の方を取り上げていきます。
今回のフレーバーは「クラフトコーラ」です。最近流行ってますよね。
実際のクラフトコーラって商品によってかなり方向性がマチマチみたいで、ついつい安定を求めてコカ・コーラにいってしまうのでなかなか経験ないんですが、これがリキッドになるとどんな感じになるんでしょうか。
MK Labさんではコーラフレーバーの構想はずっと持っていたようで、ようやく満足のいくフレーバーになったみたいなお話を目にしました。
個人的な好みなんですけど、毎回青短はかなり刺さるんで今回も期待大です。

この商品はMK Labさんより御提供いただきました。ありがとうございます。

 電子タバコ(VAPE)は20歳以上を対象とした嗜好品です。対象年齢に満たない方は使用をお控えください。

リキッドスペック

以下、商品紹介文。

--- こいこい青短シリーズ (清涼剤入り)
・クラフトコーラ
100以上のレシピから厳選されたクラフトコーラがついに誕生!
“爽快な甘さ”と“スパイシーな香り”をぎゅっと集めた味わいは、職人がこだわり抜いた品質の証です。
いつでも吸いたくなるこの一本をあなたに。
清涼感レベル ★★★☆☆
【VG:PG 50:50】
※podタイプから80wまでのVAPEに適しています。

お馴染みのキャラクターです。ポーズは一緒ですが、フレーバーによって背景に描かれるアイテムが変わります。今回は「コーラ」ですね。

ハッシュタグや諸元や注意書きなど。
この辺のデザインもシリーズで統一されています。
フレーバー説明も相変わらずわかりやすいですね。
キャップを開けて香りを嗅いでみると、柑橘系を強く感じるいわゆるレモンコーラって感じ。
これあれですわ。香りは昔流行ったタンククラッシャーにそっくり。
香りと記憶は密接に結びついてるって話ですけど、書いだ瞬間にあのバイクを思い出しました。

吸ってみる

環境

高抵抗(MTL):Troy V3 RDA カンタルA1 26ga 内径3mm 7巻 1.13Ω 13w
中抵抗(RDL):Requiem RDA(DL Cap) Ni80 24ga 内径3mm 6巻 0.43Ω 30w
低抵抗(DL)  :Kennedy25 RDA Ni80 24ga 内径3mm 7巻 デュアル 0.25Ω 50w
コットン:資生堂 クレド・ポー・ボーテ

高抵抗(MTL):1.13Ω 13w

まずはじめに感じるのが結構強めな清涼感。高抵抗でも結構スースーします。
そしてめちゃめちゃリアルなコーラの香り。
そこからほんのりスパイシーな苦みを感じて、ミストを吐き出すときには甘さもしっかり乗ってきます。
喉越しも良くて、
高抵抗でも結構吸いごたえありますね。

中抵抗(RDL):0.43Ω 30w

だいぶ甘みが乗ってきました。
苦みの部分もよりわかりやすく感じるようになってきて、そのあたりのコントラストもハッキリしてきた感じです。
甘みは人工甘味料っぽい後味なんで、ゼロシュガーのコーラに近い印象かな。
清涼感は少し鳴りを潜めました。

低抵抗(DL):0.25Ω 50w

甘みがだいぶ表に出てきました。
苦みはほとんどわからなくなりましたね。
反対に清涼感はそこそこ感じるようになりました。
というかメンソールとか清涼剤とかの耐性はある方なんだけど結構むせた。

試飲まとめ

これ美味いなぁ…。
吸い始めは結構グッと苦みが来るんですけど、そこから弾けるように甘さと爽快な清涼感が広がっていきます。
そのあたりのバランスがすごく良くて、甘いだけのリキッドだと吸い疲れしそうなもんですが、これに関しては苦みの部分がかなりいいアクセントになってるので、飽きずに気づけばまたひと吸い…って感じでついつい手が伸びちゃいます。
香りを嗅いだときに感じたレモン感はそこまで表に出ておらず、ほんのりアシストといったところ。縁の下の力持ちになってくれてます。

運用環境

Caiman V5 RDA

ワイヤー:NiFe48  28Ga 内径3.5mm スペースド 7巻 0.3Ω
コットン:TITANIUM FIBER COTTON
MOD:Aster
出力:20W
温度:220℃

新入りRDAの投入です。
最近めちゃめちゃ気に入っててよく使ってます。
時間できたらレビューしたいなぁ。
今回は特に深いこと考えたつもりなく、なんとなく「温度管理でもするかぁ」みたいなときに手元にこのリキッドがあったので入れてみました。
なんかリキッドのためにビルドするんじゃなくて、やりたいビルドがあってリキッド決めるときってありません?
組んだあとに色々調整しやすいのが温度管理の魅力。
この環境で行ってみましょう。

・・・・

くっそ美味い。

試飲環境で言えば高抵抗と中抵抗の間のいいとこ取りって感じ。
はじめにググッと苦みが甘さを押さえつけて、その反動を利用して甘さと清涼感が弾けるこの感じはまさにコーラ。
このあたりだとまだ後味に甘ったるさがなくて、次の吸い始めにまたググッとした苦みがくるので、延々とチェーンできちゃうやつです。

そして気まぐれガンクチェックですが、今回は運用環境でノンストップ20mlくらい消費しました。温度管理だったんでかなりハードチェーンしましたが、結果はコチラ。

20ml吸ってこれなら「ガンクが付きにくい」と言ってもいいんじゃないでしょうかね。
味の変化も少ないしメンテフリーなリキッドです。

全体まとめ

VAPEリキッドといえばとりあえずコーラが出てくるくらい定番なフレーバーですが、その大半が「コーラ飴」みたいな印象を受けるのに対し、今回の青短は明確に「リアル系」ですね。
ちなみに、運用環境とは別にいくつかRTAとかRDAとかにも入れて吸ってみたんですが、どれでもフラットに味が出るんですよね。
Podだとちょっと苦味が先行しちゃうやつもあったんですが、RBAに関してはどれで吸っても美味い。アトマイザーを選ばないって意味で「アトマイザーキラー」なリキッドってところ。
清涼剤が入ってるんで、ついつい夏向きなリキッドに思えますが、これに関してはここ数日寒くなってきても余裕で吸いたくなるんですよねぇ。
冬でもコーラは飲むでしょ?そういうことです。

「とりあえずどのリキッド吸おうかな?」って悩んだときに、「とりあえずこれ吸っとくか」くらいには日常のレギュラー入りを果たしました。

そんな【青短・クラフトコーラ】はMK LabさんのYahoo!ストアから送料無料の2,200円で発売中です。

KAMINARI VAPE CO.【THE MONSTER HYPER】リキッドレビュー

「ステルスVAPING」のリキッドカテゴリーはこちらから。

KAMINARI VAPE CO.さんによるリキッドですが、新シリーズに突入です。
これまでは「THE KAMINARI 〇〇」みたいなリキッド名でしたが、今回からは「THE 〇〇 HYPER」って感じで行くんでしょうか。

新シリーズ第1弾はKAMINARI VAPE CO.さんお得意のエナドリ系です。
VAPEってなぜかエナドリ系のフレーバーが定番みたいになってますよね。
なんか前も書いた気がするんですけど、エナドリ系って外すとかなりダメージが大きいフレーバーなんですよね。
ケミカル感こそが売りなのに、悪い方向にクセが出てきちゃうとなかなか悲惨。
そんなわけで、定番な割に意外と難しいフレーバーだったりするんですよね。

そんな中でエナドリリキッド界の雄であるKAMINARI VAPE CO.さんによってどう仕上がったのか、試していきましょう!

この商品はASTRALさんより御提供いただきました。ありがとうございます。

 電子タバコ(VAPE)は20歳以上を対象とした嗜好品です。対象年齢に満たない方は使用をお控えください。

リキッドスペック

以下、商品紹介文。

KAMINARIリキッド代表作。
リアルなアイツが「HYPER」になって降臨。
限界を超え、リアルの向こう側へと進化した。
本能で分かる「うまさ」がそこにある。
※清涼剤は含まれていません。

確かに「KAMINARI = エナジードリンク」みたいな謎の方程式ありますわ。
そんなアイツがパワーアップして帰ってきたらしいですよ。

ラベルデザインが刷新されました。
THE MONSTER HYPERって2回書いてあるのは自信の表れだと思います。
いかにもエナジー感じられそうなデザインです。

めっちゃわかりやすく3つ目書いてありました。
下段にはしっかりと「KAMINARI HYPER SERIES」の文字。今後のラインナップも予定されているようです。

こちらは他のラインと同様に各種QRコードが掲載されています。
VG:PG比は60:40。比率もこれまでと同じですね。

キャップを開けて匂いを嗅いでみると、フルーティーで濃厚な甘さを予感させる、まさにアレの香りです。既に再現度が高いですわ。

吸ってみる

環境

の1つで、濃厚なバニラとアップルタルトが楽しめるスイーツリキッドなんですが、その人気から毎年特別バージョンが作られています。

毎回若干フレーバーが変わってるみたいなんですが、今回のものは前回と比べてどう変わってるんでしょうか。
試してみましょう!

この商品はMK Labさんより御提供いただきました。ありがとうございます。

 電子タバコ(VAPE)は20歳以上を対象とした嗜好品です。対象年齢に満たない方は使用をお控えください。

リキッドスペック

以下、商品紹介文。

・フレーバー名:アップルタルト
毎年恒例、今年で5回めの正月三光となります。
3種のリンゴが織りなす贅沢な風味が吸い始めの瞬間の華やかさを演出し、それらの風味を支えるように重ねられたクリームとタルト生地は、吸い終わりに上品なコクを残してくれます。
2024版も去年と同じく近年のpodタイプの使用率を考慮し、podで使用しやすいVG60:PG40の比率で作成しております。
価格も据え置きの税込みで2480円となっております!
podタイプから高ワット帯まで独自の表現を見せるKoi-Koiシリーズの限定版 「正月三光」を是非お楽しみください。

ラベルデザインは2023Ver.と同じですね。
ほんとこのラベル好きなんですよね。絢爛なイラストに加えて質感が和紙っぽくなってて高級感があるし、こういう世界観があるとよりそのリキッドにのめり込めるようになるんで、個人的にラベルはめっちゃ重要だと思ってます。

ハッシュタグや諸元や注意書きなど。
この辺も含めてひっくるめて一緒ですね。
キャップを開けて香りを嗅いでみると、シナモン感とアップル感。
香りは前回とほぼ一緒。違いは分かりません。

吸ってみる

環境

高抵抗(MTL):Troy V3 RDA カンタルA1 26ga 内径3mm 7巻 1.13Ω 13w
中抵抗(RDL):Requiem RDA(DL Cap) Ni80 24ga 内径3mm 6巻 0.43Ω 30w
低抵抗(DL)  :Kennedy25 RDA Ni80 24ga 内径3mm 7巻 デュアル 0.25Ω 50w


コットン:資生堂 クレド・ポー・ボーテ

高抵抗(MTL):1.13Ω 13w

一口目から実家のような安心感。
吸い始めから早速例の香草感というかケミカル感というか、独特の香りが口の中に広がって、ミストを吐くときにしっかりした甘みを感じます。
やっぱり再現度は高いですね。明らかにブルではなくエナジー
強めの甘さとフルーティー感で脳が「エナジーッ!!!」って言ってます。
それと、清涼剤は入っていないってことなんですが、口の中に炭酸を飲んだ時のような「ひんやり感」が残るんですよねぇ。清涼剤ってほどはっきりしているわけではないですし、メンソールのような刺激があるわけでもないんですが、なぜか「ひんやり感」があるんですよ。そういう香料でもあるのかしら。

中抵抗(RDL):0.43Ω 30w

香りと酸味が濃くなりました。甘みがそこまで増してないから、フルーティーさが際立って酸味が強くなる感じ。キレが増したというかなんというか。
ここにきても相変わらず「ひんやり感」がすごい。清涼剤なしでこれなら表現力すんごい。よく炭酸ドリンク感が演出されてますわ。

低抵抗(DL):0.25Ω 50w

酸味と香りがちょっと強くてエッジが立ちすぎてしまってる感じ。
濃いのは濃いんだけど、ちょっとバランスが崩れちゃってますね。
香りは間違いなくエナジーなんだけど、甘みがこの環境についてきてないから、キレでいうとブルに近くなってるみたいな。

試飲まとめ

エナドリ系も色々出てますが、これまで自分が経験したものでいくと、「めっちゃ焚いて甘さ出した方が美味しい系」と、「高抵抗でバランスを取った方が美味しい系」の2択だったんですけど、今回は後者ですな。
味の話をすると、鼻に抜ける独特の風味やフルーティーさなどの再現度は高いと思います。バランスが取れている領域であれば甘さもしっかりあります。
あとは、「ひんやり感」ですよ!「ひんやり感」!!
吸うときはほとんど感じないんですが、ミストを吐き出し切ったときに口内に残るほんのりとした「ひんやり感」のおかげで、本当に冷えた炭酸ジュースを「ぷはーっ!」って飲んだ時のような余韻が残ります。あくまで余韻を残す程度なので、清涼感が苦手な人でもほとんど問題なさそう。

運用環境

Troy x1 V3 RDA

ワイヤー:KカンタルA1 26ga 内径3mm 7巻 1.13Ω
コットン:クレド・ポー・ボーテ
MOD:iStick Pico
出力:13W

そのまんま試飲環境です。
なんでこのRDAを試飲環境に持って行ったかっていうと、もうそのまんま運用するくらいに

・・・・

ほぅ…これはこれは…。

やっぱりこの環境が一番しっくりくるなー。
試飲環境の時はMTLとしてエアフローかなり絞って使ってましたが、ちょっと開けて吸ってみると甘みが乗ってきます。
こっちの方がよりリアルに感じられていいですね。

ちなみに、低抵抗環境で「甘みが追い付いてこない」って書いたんですけど、これたぶんそこまで甘味料が多くはないんじゃないんですかね?
これ割とよく書いてるんですけど、KAMINARI VAPE CO.さんのリキッドってガンクが付きにくいんですよね。その割には味も甘さもしっかりしてることが多くて、今回のものもそれです。
それと、これまでの傾向で行くとデュアルコイルの爆煙で焚くよりクラプトンコイルのシングルとかで吸った方が甘みが出そうです。
その辺はお好みですな。

全体まとめ

エナジードリンク系リキッドという、VAPE界隈においては定番のフレーバーに差し込む堂々たる王道の仕上がりって印象です。
ともすればケミカルさが道を外して一気に吸いづらくなるのがこのフレーバーですが、変なクドさもなく、うまくバランスもとれていて、明らかに「緑のエナジー」って分かるように「青いブル」との差別化も図られています。
あまり古参ユーザーでもないので、そもそもなんで初心者が目にしそうなVAPEの基本フレーバーにエナドリがいるのかは謎なんですが、普段エナドリを飲むような人であれば、VAPE初心者であろうと玄人であろうと納得できるレベルになっていると思います。
それだけ忠実に再現してるってことですな。

お値段は、これまでのシリーズから若干上がりまして税込1,760円となりました。

ということで、今回の【THE THE MONSTER HYPER】は、ASTRALさんにて販売中です。

MK Lab【こいこい 猪鹿蝶 -猪-】リキッドレビュー

「ステルスVAPING」のリキッドカテゴリーはこちらから。

MK Labさんのメインシリーズとも言えるKoi-Koiシリーズの新ライン「猪鹿蝶」の第2弾である【猪】です。
猪鹿蝶のテーマは「マキアート」ということで、今回は「塩キャラメルマキアート」になります。

きっとVaperの7割は塩キャラメルマキアートを飲んだことないはずです(偏見)
でも「味は何となく想像つく」って思いましたよね?(偏見)
これがメンタリズムです(偏見)

前作でもそうでしたが、この辺のスイーツ系というか甘いフレーバーはMkLabの真骨頂が発揮されるところでもあります。
そっちはもう信頼と実績の部分ですが、今回気になるのは「塩」の方ですよね。
塩キャラメルって、「しょっぱ!!」ってなるよりは、「甘い中にもコクが…!」みたいな仕事すると思うんですが、それがリキッドで表現できるもんなんでしょうか。

世間は酷暑ですが、そんな中で吸った時どう感じるのかも含めて見ていきましょう!

この商品はMK Labさんより御提供いただきました。ありがとうございます。

 電子タバコ(VAPE)は20歳以上を対象とした嗜好品です。対象年齢に満たない方は使用をお控えください。

リキッドスペック

以下、商品紹介文。

--- こいこい 猪鹿蝶 -猪-
・フレーバー名:塩キャラメルマキアート

疲れた自分をちょっとねぎらいたい、ほっと一息つきたい、そんな時にぴったりの とろける塩キャラメルマキアート
心地よく絡み合った濃厚なフレーバーとソルティな刺激は、日常から少し離れて癒されたい 大人のご褒美リキッドです。

今回のキャラクターは凛々しい女剣士です。
耳には猪の牙をモチーフにした耳飾りを付けていたり、前回の【蝶】のキャラクター同様、マキアートをイメージしたコーヒー豆の柄が着物に入っていたりと、今回もフレーバーにちなんだ意匠が凝らされています。
袴の爽やかな水色は「塩」のイメージかな?

フレーバー説明。
ここに説明があるのはやっぱりいいですよね。リキッド選びの際のアドバンテージになると思います。詳細が分かるに越したことないですからね。

VG:PG比は60:40。今は夏ですが、別段漏れてくるような粘度ではないです。

キャップを開けて香りを嗅いでみると、なんか前回のブランデーっぽい香りがするんだよなぁ。マキアートの香りってことなのかな?

吸ってみる

環境

高抵抗(MTL):Troy 1x V3 RDA  カンタルA1 26ga 内径3mm 7巻 1.14Ω 13w
中抵抗(RDL):Requiem RDA Ni80 24ga 内径3mm 6巻 0.49Ω 30w
低抵抗(DL)  :Kennedy RDA(狼煙Cap)Ni80 24ga 内径3mm 7巻 デュアル 0.24Ω 50w
コットン:資生堂 クレド・ポー・ボーテ

試飲環境は随時見直しています。RDTAは洗浄がめんどくさい。
これまではなるべく、同様の環境で試しやすいように、どこのご家庭にもある系アトマイザーを使うようにしてましたが、もう「美味しけりゃなんでもいいんじゃ。」ということで、なるべく個人の好みに近づけて吸える環境にしました。

高抵抗(MTL):1.14Ω 13w

MTLで吸うと意外とサッパリしていて、甘さ控えめな香ばしさを感じます。
香りはほんのりキャラメル風味といった感じ。
これが、少しエアホールを開けてあげると表情が一変します。
一気に甘さが出てきて、この抵抗値でもかなり甘く感じます。空気を多めに取り込んであげるのが◎。
そして口の中でくゆらせていると、面白いことに舌の奥の方でふんわりとした塩味(えんみ)を感じるんですよね。
塩味のものを食べたときのしょっぱさじゃなくて、甘さをさらにブーストするようなコクを出すための塩味って感じ。
そしてこの塩味のおかげで、後味が甘ったるくなりすぎないというオマケつき。
チェーンもしやすくて吸い疲れしない絶妙なバランスですねぇ。

中抵抗(RDL):0.49Ω 30w

より分かりやすく甘さは出てきて、ほんのり前作の「ブランデー」を感じさせるような香りがします。
もっとコッテリしてくるかと思いましたが、サイドエアフローだからか何なのか、意外とそこまで。
上の環境のようなキャラメル感や塩味は控えめになりました。

低抵抗(DL):0.24Ω 50w

うお!これは濃厚。
吸った瞬間から塩味が一番表にガツンと出てきます。しょっぱさを感じるほど濃い感じ。
そのあとにミルキーなキャラメルの風味と、ブランデーからアルコール分を飛ばしたときのようなコクが出てきました。
そして最後に鼻に抜けるマキアートらしい香ばしい香り。
この辺も風味が飛ぶことなく、バランスが崩れずによくまとまってます。
ちなみに80W掛けてみたら、マキアート部分が前面に出てきて、甘めのコーヒーっぽくなりました。
これは50Wくらいでちょうどいいかも。

まとめ

高抵抗の時と低抵抗の時で、濃さに違いはあれど味の出方は共通していたので、抵抗値の問題というよりはエアフローの違いの問題かな?
ボトムエアフローの方が味の乗りが良くて、特徴でもある塩部分がしっかり出てきてくれますね。
この手のリキッドだと大体低抵抗の爆煙環境が合ってるし、好みにはなるんですけど、今回のリキッドだと高抵抗環境がハマりました。
もしかしたら夏に吸ってるからかもしれん。冬だとまた意見変わりそうな気もする。
あとは、クラプトンコイルなんかで組むともっと甘くなりそう。
とりあえず現状だと高抵抗が一番バランス良く感じました。

運用環境

単体で吸うときはこんな感じ。

Pionner V1.5 RTA(Short Tank Kit)

ワイヤー:Ni80  24Ga 内径3mm マイクロ 6巻 0.5Ω
コットン:Titanium Fiber Cotton
MOD:iStick Pico
出力:26W
エアフローピン:DLピン


このRTAなんですけど、フルーツ系とかスイーツ系とか、甘みが必要系なリキッドに滅法強いんですよね。
手持ちのRTAの中でも、TaifunⅣに匹敵するくらい味が乗ってきます。
V1.5に付属するDL用のデカエアフローピンがかなり性能良いです。
こいつを使ってみましょう!

・・・・

ご褒美リキッドだこれ!

エアフローがボトムだからか、味の出方は試飲環境の低抵抗に近くなりました。
キャラメルフレーバーも甘みにしっかり乗って、口の中でほんのり塩味がコクを出してくれています。
ちなみに、今回は「清涼剤」を使ってみたんですが、これがかなりアリ。
使ってみて気付いたんですが、清涼剤がどうやら若干ミントのフレーバーが付いていたようで、これがアリ。
フレーバーが喧嘩せずにうまく両立してくれていました。
個人的な使い方として、リキッド自体に混ぜるというよりは、コイルの上に直接1滴だけ垂らして、そのあとは【猪】を上掛けする。これで、1/3タンクくらいほどよい清涼感が味わえます。
これは暑い夏でも全然吸えますわ。
清涼剤はこの【猪】の次回作である【鹿】が使用しているみたいなので、こちらでもやってみたところ、かなり相性良かったです。

全体まとめ

とりあえず塩の表現力がすごいし、清涼剤使うと夏でも美味しいってことですね。
レビューのお話いただいたのが半年前の冬で、こうして記事掲載するのが夏になってしまったので、「せっかくならこの時期に吸った感想でも」ということで吸ってみましたがエアコンの効いた環境で吸うならそのままでOKです。
というかエアコンの効き強いときは、なんなら甘めなの吸いたくなりますからね。
どうせみなさん複数のタンクやPODをお持ちなんでしょうから(偏見)、1つくらいこういう甘いの入れといてもいいんじゃなかろうか。
ちなみにエアコンの効きが悪い時に清涼剤使いましたが、これが思わぬヒット。
なんならミントフレーバーとの相性がヒット。ついついもう一口…となるような仕上がりになりました。
半年前に吸ったよーなんていう方も、夏向けの吸い方としてぜひ試していただきたいですね。

【こいこい 猪鹿蝶 -猪-】はMK LabさんのYahoo!ストアから発売中です。