ステルスVAPING

レビューはいくらあっても困らない。非喫煙者がコソコソVAPEするためのブログ

TAMAVAPE【IZANAMI Muscat Tea】リキッドレビュー

 「TAMAVAPE」とは

フレーバリストTAMAMIさんによるメーカーであり、国産食品用フレーバーを使用した純国産リキッド「IZANAMI」シリーズをラインナップしています。

  

SNSを中心に人気を博しており、Twitterのタイムラインでは必ずと言っていいほど毎日目にしますね。固定ファンがついている印象です。

今回の【Muscat Tea】は、キャラメルアップルティーに続くTeaシリーズ第2段ということで、マスカットという名称に惹かれたので購入してみました。

 

 電子タバコ(VAPE)は20歳以上を対象とした嗜好品です。対象年齢に満たない方は使用をお控えください。

リキッドスペック

以下、公式サイトの紹介文です。

紅茶をベースに芳醇なマスカットが香る、甘めのスイーツ系リキッドです。
前作キャラメルアップルティーと同様、吸った時にマスカットの風味が広がり、吐くときに紅茶の香りと渋みが鼻を抜けます。
セッティングによって変化も楽しめるリキッドです。

  

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爽やかなマスカットをイメージさせるラベルです。

中央にはティーポッド。

派手ではありませんが品のいいラベルですね。

味がメインのリキッドといえどやっぱりラベルって結構重要で、視覚から入ってくる影響っていうのも大きいと思うんですよね。

中身は一緒だけどパッケージを変えただけで大ヒットする商品なんてのもありますし、ことVAPER各位においては見た目にこだわる方も多いんじゃないでしょうか。

VG:PG比は60:40です。結構サラッとしてます。

 

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裏面は注意書きだったり各種説明事項が記載されています。

当たり前なんですが、国産リキッドなんでこの辺り日本語だと安心感がありますよね。

 

キャップを開けて香りを嗅いでみると、まぁそのまんまなんですけどマスカットと紅茶の香りがしますが、そこまで強い香りではないかな。

上品ですが、人によっては芳香剤っぽさを感じるかも。

リキッドの色は黄色というか薄めの茶色といった感じ。紅茶っぽさのイメージかな?

 

吸ってみる

環境

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高抵抗(MTL):Ammit RDA  カンタルA1 26ga 内径3mm 7巻 1.12Ω 13w

中抵抗(RDL):Wasp Nano RDTA Ni80 24ga 内径3mm 6巻 0.51Ω 30w

低抵抗(DL):Pyro V3 RDTA Ni80 24ga 内径3mm 7巻 デュアル 0.32Ω 50w

 コットン:資生堂 クレド・ポー・ボーテ

 

高抵抗(MTL):1.12Ω 13w

まず舌に当たるのはマスカットのほんのりした甘さ。

口の中に溜め込むとそれがフワッと広がり、吐き出す際には紅茶の風味を感じます。

紅茶と言ってもジャスミンティーのようですね。

鼻から抜ける香りがかなり良いです。

 

中抵抗(RDL):0.51Ω 30w

甘さは控えめです。

酸味がなりを潜めて、お茶感が強くなります。

香りは結構飛び気味になってきました。 

お茶系リキッドとして楽しみたいのであればこの辺りがいいと思います。

 

低抵抗(DL):0.32Ω 50w

ここまで焚いてしまうとマスカット感はほぼ感じなくなります。

紅茶の渋みの部分が強調されて出てくるので、「スイーツ系」というところからはかなり遠ざかりました。

香りもほとんど飛んでしまっており、こういう吸い方をするリキッドではないですね。

 

まとめ

初めてIZANAMIのリキッドに挑戦しましたが、まあ繊細で上品なリキッドですね。

今までわかりやすい味のリキッドばっかり吸っていたので特徴を掴むのが難しくて、これこれこういうリキッドだという理解をするのに時間がかかりました。

マスカットティーという名前から、飲料のリプトンっぽいマスカットが前面に出てくる味を想像していましたが、このリキッドは無糖のフレーバーティーでした。

なので、しばらく色々ビルドを試したりしたんですが「思ったよりマスカット来ないなー」ってなってしまったんですよね。

結局XROSの1.2ΩPODで吸ったところ、ビルドした時とあまり変わらないフレーバーで、「あ、やっぱりこういう方向性なのか」って理解した感じですね。

PODを基準にせざるを得ない自分のビルドスキルも悲しいところですが、そもそもそういう味をガツガツ求めるリキッドじゃなかったという。

XROSで吸った際は、まずマスカットの味ではなく香りがジワッと出て、吐き出しにジャスミンっぽいお茶の香りが抜けていきます。

甘みは多少あるんですが、マスカットの甘みって印象ではないですね。VGっぽい優しい甘みというか。

吐き終わった後の余韻が紅茶を飲み終わった後の余韻に似てて、いい再現度です。

気分転換にというよりは昼下がりのティータイムにゆったり吸いたい感じ。

正直事前に試飲してたらたぶん買ってないタイプのリキッドなんですけど、色々試していく内に吸い方が分かったというか、楽しみが分かったというか。

「めっちゃ濃い!」「めっちゃスースーする!!」っていうのが好みで、基本的に手持ちのものもそういうものが多いんですが、こういうリキッドを1本くらい持っていてもいいかなぁと思わせてくれたリキッドではありました。